Unfinished Balladesのしんさん(左)にCosmic Hallsのそまちゃん(右)と私の3人で鑑賞
ご存知の通り各メディアで猛プッシュされている上に、私の好きな著名な方々も「オープニングで泣いた!!」「今年イチの映画!!」と大絶賛していたし、イエモンの吉井さんも11月のピンク(←ブログね)で「泣きすぎてマスクびしょびしょになったよ」と書いていたので、「これは“DVDで後で買う”とか“配信されたらパソコンで観る”とかの映画じゃないな」って、まんまと運命を感じ、あの志磨さんが「良い映画館みつけちゃったなあ」とドレスマグの付録ラジオで話していた“立川シネマシティ”まで観に行ってきたのであります。何よりグラムロッカーを自称するものとして、“クイーン”と“フレディ”は避けて通れないのだ!!
立川シネマシティ前に佇むCosmic Hallsのそまちゃん
※以下、ネタバレあるので映画の内容を知りたくない方はご注意を
最初に手前の感想を言わせて貰うと「おいフレディ!おい皆の衆(←村田英雄)!全然泣けないぞ、この映画!!」ということ。(メンバーのブライアンとロジャーが製作に関わっていたのもあるだろうけど、)我がまま放題で周りを振り回しながらスターダムにのし上がってゆくフレディの描写に感情移入できず、モヤモヤしたまま本編終了。一緒に観たしんさん、そまちゃんとも話しましたが、個人的に泣きどころはなく、大絶賛していた人達と「貴方の心の何処に大ヒットしたの?」って、じっくり話がしたい気分です。喧嘩とか討論でなし、純粋に教えて欲しい。
何かこう書くと偉そうな批評家みたいで嫌だし、クイーンとフレディとブライアンのレッドスペシャルのサウンドは関係なく好きだし、映画が完成するまでの紆余曲折(脚本段階からバンドと製作側で一悶着あったり、撮影終盤に監督の交代があったり)も、役者さんの役作りに対する執念や労力も事前に調べて知っていたのだが、多くの方々の様に手放しで感動できなかった。「皆の誉めているものが気に食わん!」「俺は他と違う感性を持っているんだ、どうだ!」っていうのでもない。誰の感想も評判も聞かずに先入観なく鑑賞していたらば、少しは感動したのか泣けたのか、それも今となっては分からない。
これで映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て感動した方々を不快にさせてしまったら、またこれから観るのを楽しみにしている人にとっても、本当に申し訳のない事です。作品の深みや物語の多層性に手前で気付いてないのかもしれません。
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ここまで書いておきながら説得力ないけど、“グッ”ときたところは幾つかありました(ここから巻き返してみせましょう)。まず、映画のタイトルにもなっている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が世に発表される迄の波瀾万丈な経緯について。
筆者自身、二年程前に“金星のアフロジニー”という詩を書いた際にバンドのメンバーから「誰だよ!」と失笑された経験があるのですが、フレディの方はドラムのロジャーから「ガリレオって誰だよ!」と自作曲の詩について小言を挟まれ、レコード会社の重役からも「こんな曲、売れねえよ!」と言われ、一旦は契約交渉が決裂してしまっても、知り合いのDJに駆け寄ってその曰く付きの曲を(発売前にもかかわらず)ラジオで流して貰う様に強引にお願いするという……この徒ならぬ執念にはグッと来ました。並大抵のバンドマンと違ってフレディは楽曲に生い立ちや心血をたんと注いでしまうから、他の奴等からしたら全ての言動が“トゥーマッチ”になってしまう運命なのである。
だがしかし、自分の作った大切な曲を理解のない者から好き勝手に言われ、誤解され、本当は名曲として世の中に評価される顛末も本人は知っているのに、見えているのに、それまで歯痒かったろうな、長かったろうな、フレディ。
それから、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞の解釈は人それぞれで全く異なります(ブライアンもその核心には触れようとしてこなかった)が、“ママ、人を殺してしまった”、“生まれてこなければよかった”という詩を(恐らく殺人を犯した事のない)フレディ自身に重ねた時、この映画で描かれたシーンの数々が眼前に蘇り、やっと鳥肌が立ち、ようやく涙が零れ、遂に胸がギュッと痛くなったのです(ただ、この映画を大絶賛していた人達と手前の感動が同じものとは思えないし、手前の方は上映中でなし帰宅後に、という訳です)。
彼女の心はとっくに離れているのに「電気をつけて!お酒を持って!乾杯!」と窓越し、電話越しに強要する哀れなフレディ。
自身のコンプレックスである特徴的な前歯や性的嗜好について、配慮のない周りにも決して弱さを見せないフレディ。
家族と最初から最後まで完全に分かり合えず、自らの出生名を勝手に変えたり、同性の恋人について両親や妹から理解し難い表情をされても、「父さんの言っていた“善き行い”をしてくるよ」と、自分の生き方を貫き通してライヴエイドの会場へ向かうフレディ。
映画の最初から最後までを思い出して、今さら感動しております。己が已だ“巳年”且つ又“牡牛座”の身でありますから、どうかご容赦ください。
“ママ、人を殺してしまった”──その人って、家族がかつて望んでいた、好青年になるはずだった、もう一人のフレディではないか。“生まれてこなければよかった”って何を今さらそんなこと、視界がぼやけて文章打てまscbけsjbfk
やっぱり俺らグラムロックが好きだ。自分を一人殺したからにゃ、殺した方の自身は誰よりも明るく元気に、派手で大袈裟に、過度で完璧に、濃密にグラマラスに生きていかないと──フレディ・マーキュリーみたいに
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映画鑑賞後、前バンド・MBBMのカズ兄とも合流。MBBM、Unfinished Ballades、Cosmic Hallsと己が歴代のバンドメンバーが一堂に会するのは初めてで、忘年会らしい忘年会となりました。また集まりたいし、こんな長文を読んで下さっている貴方にこそ私は逢いたい。
これを書いている今日、12月23日はしんさんのお誕生日。おめでとうございます!!これからも末永くギターをギュイ~ンして下さい!!!
また年内に記事を書く、それではまた
“ママ、人を殺してしまった”──その人って、家族がかつて望んでいた、好青年になるはずだった、もう一人のフレディではないか。“生まれてこなければよかった”って何を今さらそんなこと、視界がぼやけて文章打てまscbけsjbfk
やっぱり俺らグラムロックが好きだ。自分を一人殺したからにゃ、殺した方の自身は誰よりも明るく元気に、派手で大袈裟に、過度で完璧に、濃密にグラマラスに生きていかないと──フレディ・マーキュリーみたいに
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(左から)そまちゃん、しんさん、拙者、カズ兄
映画鑑賞後、前バンド・MBBMのカズ兄とも合流。MBBM、Unfinished Ballades、Cosmic Hallsと己が歴代のバンドメンバーが一堂に会するのは初めてで、忘年会らしい忘年会となりました。また集まりたいし、こんな長文を読んで下さっている貴方にこそ私は逢いたい。
これを書いている今日、12月23日はしんさんのお誕生日。おめでとうございます!!これからも末永くギターをギュイ~ンして下さい!!!
また年内に記事を書く、それではまた




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