2019年12月31日火曜日

骨まで平成31年、愛して令和元年

じぶんの力で励んで積みあげる善だというのでしたら、念仏をさし向けてじぶんの父母をも助けようとされてもよいでしょう。けれどひたすら自力を捨てて、速やかに浄土のさとりをひらいたのならば、六つの境涯、四種の生まれ方の世界のすべてにわたって、どんな業苦(ごうく)に沈んでいるものにも、神通方便の力によって、なによりもまず縁のあった者から救ってあげるべきです。と云々。
-唯円房

 手前の判断より、何となしに優しくしてしまうこと、親しくしてしまう不思議、それとは逆に、疎遠にしてしまうこと、思議と異なる冷たい仕打ちをしてしまう不思議、多々あり。手前は一体、何がしてえのだ、と情けなくもなるが、他力の理論、で一切の片(かた)が付く。縁のあった者から救ってやれ、過ぎし日に言い聞かす──きみ悟れ。



 出逢いに正否は無いかも知れぬが、良い人だったな、厭な奴だったな、というのは誰にでもある。思う所あるし、想われる処もある。良い人だったか厭な奴だったか、誰かにとって自らもまた。でも厭な奴ってのは、案外良かったのかも知れぬ。どうでもいい、これが一番悲しい事だから。縁のあった者から救ってやれ、過ぎし人に云い聴かす──きみ仏なれ。



 無理です無理です、まだまだです。苛立ちますし、むかつきます──きみ人なれ。



 とりあえず、骨まで愛して。骨まで愛して平成、えゝ愛しますとも令和。



 2019(平成31/令和元)年はオルタナティヴな一年でしたので、歌謡は歌謡でもノイズまみれにしちゃったので歌謡、左様。ノリの演歌はノイズ演歌、あぁジャイアン遠くなりにけり(たてかべ和也、いずこ)。



 “村田英雄”に“三波春夫”、“クールファイブ”や“ぴんからトリオ”、“青江三奈”だ“ちあきなおみ”だ“藤圭子”……その他、B級カルト歌謡、ムード演歌、カバーしたい曲は山あれど、いっぺんには出来ませぬ、故に、コツコツとやってゆくだけよ。



 生きている限りは未だ生きた事なく、平成に居ながら平成が見えず、令和元年が完成しそうで、文脈の中で意味を持ちそうだ。

 だから今ここで、骨まで、骨まで愛してほしいのよ

 さようなら、ありがとう平成31年、永遠の別れ

 令和元年、らしかったよ、この一年


 ではまた、来年!!ドグマッ


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