2023年2月26日日曜日

冬眠あけて(6:01-32:03)

友達が出来たなら
恋人と一緒なら
どんなに楽しい事かしらん
どんな愉しい事も知らん

子供の頃に遊んだ公園
椿の花は大きく咲いて
ごろっと丸ごと地面に落ちた
数え切れぬ程の嬉しさ
私は一人喜んだ


私に出来やしないんだ
誰とも上手くいかなんだ
現(うつつ)より夢の絶望は
絶対的に絶望的だ

母と娘(こ)の楽しそうに遊ぶ公園
縁の無い誰か遠くに座って
ごろっと丸ごと地面に堕ちた
数え切れぬ程の悲しさ
人が独り哀しんだ


犯人が現場を再訪するよに
心持ち常に訳ありの理(ことわり)
想い出の地を巡る事が出来ぬ
断りが無いと出来ぬのです

分かって別れて左様なら
働けど働けど借金は減らぬよに
生きれば生きるほど余命は短く
会えば逢うたび今日(こんにち)はないのに
分かって別れて左様なら


その理に則(のっと)るのならまた
この理に則る迄であります
私は初めて断るのであります
認めては文、認めるのです

心持ち常に訳ありの理
優しさは優れると読めるよに
過去は去る過ちなのであります
最早(もはや)後ろめたくもないのです
心持ち常に訳ありの理


子供の頃に遊んだ公園
椿の花は大きく咲いて
ごろっと丸ごと地面に落ちた
数え切れぬ程の愉しさ
君はひとり楽しんだ


ひとごとだから

神様、私の余白で居てくれて、どうも有難う。貴方は余白だ。貴方が居てくれた御蔭(おかげ)で、私は安心して生き死にを出来る。吐くは迷信、真実、実に余白。貴方が居なくなってからのこの数年、私は私の生き死にだけで大変窮屈である。余白有りから余白無し、六界在りより六界亡(な)し、思い切り書きたいが描けない。そうして以前の様に貴方を信ずる事はもう無いけれど、貴方が居てくれた事の力は心から信ずるよ、神様。

ひとごとだから



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