その子供の父と母は、我が両親は、谷川くんと同じ十二月生まれであります。
仕方なく僕はひとり神話を空想する
〈一杯のクリイム・ソオダをストロウでかき廻して国が出来た 全く新しい 全くすき透った国が出来た〉
白と黄と緑と青の鮮明な季節は、谷川くんに不快で、ぐちゃぐちゃに掻(か)き混ぜられ、濁(にご)った処の五月病──この病名を考案した者のセンス・オブ・ワンダー──が、この子供ぢみた汚い詩が、僕を不快にさせる事で初めて証明される春爛漫、あゝ五月かな、五月かな。
天上からの街頭録音のために僕はたくさんの質問を用意している
しかし地獄からの脅迫のために僕は武器をもたぬ
今日は憲法記念日であります。国民主権、平和主義、基本的人権の尊重をするであります。神様など居ません──私が私の生活を守る為に生きるのです。輪廻も転生も有りません──冷静に平静に人生を考えるのです。天上の街頭録音も、地獄の脅迫も、平成の、あ、いや、令和の時の世の、貴方たった一人の行いです。
やがて忘れられた戦禍のイメエジが雲をよび
五月の無智な街路に僕はバック・ギアをいれる
左様、さようなら。退(ひ)きなさい、君の居る場所ではない。
俺は無智だから五月、トップ・ギアに入れる。
谷川くんの居る十二月まで駆け抜ける!!
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