2020年1月20日月曜日

“May this Blackstar last forever.”

ライヴコンサートって、非日常感とか胸のときめきを求めに行くと思うんだけど、好きが極まると安心しません?ミーの場合、グラムロック星の話なんだけど。


一昨日18日(土)は原宿にて宇宙旅行

 グラムロック星の話、それだって非日常やときめきに違いない。でも、「これが俺の生まれた場所なんだ」と思い出す──渋谷で観た“グラムロックイースター”も、横浜で観た“ザ・イエローモンキー”も──爆音演奏の真っ只中。

竜二さん&圭さん(蜘蛛蜥蜴、ヒステリック・スージーズ)
今宵の主役ふたりで両性具有

セニョールさん(スペース・カウボーイズ)、康男さん(蜘蛛蜥蜴)
レフティーギターとブルースハープで超絶宇宙

 それからグラムロックの人達って、色んな霊魂を引き連れているよね。

イッセイさん(デルジベット)
ソロで出していた昭和歌謡のカバーアルバム、学生時代によく聴いたな

Watch that Man.
恐ろしく爆音、ヘヴィーでパンク、現代の音に絶句宇宙(←“絶好調”と読め by 俺)


 色んな面影が、その人に見え隠れしている。その全てが国籍不明で、その不明が同じ国籍で。言語、血、匂い、顔立ち、グラムロック星の住人、グラムロック製の人間。ただいま、やあ、おかえり。

2012年末、ここ高円寺へ越してきたばかりの頃、一人でラママに行ったのだ

 7年前のカリボウさんのライヴにて、初ラママした時に手に入れたグラム星・ティラノ帝国の紙幣と入国時のパスポート(世間ぢゃカリボウさんがライヴ中にばら撒いた紙切れだとか、渋谷ラママのライヴチケットなどと云うらしいが)。

カリボウさん(ティラノザウルス)
7年ぶりでもカリボウさん(グラム年とらない)

 この黒い星よ永遠に

 輝くより続け

ミーと同じ5月1日生まれの人
(あとバーナード・バトラーもねグラムグラム)

 自ら不吉な事を望まないけど、この世が“受け取れ”と云うのなら手にするし、その編集作業に取り掛かるまで。己が手に渡った時点で、不吉は不吉のままで居られずに、我が幸せと作り替えられるから。

今回が初クロコダイルだった
(開場前から列できてたグラムグラムグラム)

 そういえば、ライヴ当日は雨でした。好きだよ、雨。昔からザアヽと走り去ってゆく雨に濡れた車を見ると、何故だか愉快でドキドキするし──昼過ぎの14時とか15時、雨の匂いのする湿った午後なんか、世界に僕だけ独りぼっちで良い感じ──学校の授業中に雷や台風が来て、黄色味がかった黒い雲、病院みたいに暗い教室や廊下、日中なのに蛍光灯がポワンと点いて、ワクワクしたあの世界に似て。

“Heroes”するセニョール&5月1日するカリボウ

 皆が望んでいない不謹慎な平穏──それ不穏──まさに俺(グラムグラムグラムグラム)。

原宿の、天を這います、クロコダイル

 この黒い星よ永遠に
 輝くより続け

 “May this Blackstar last forever.”

他の家庭ではどうやっているのか知らないが、われわれには一世紀ものあいだに固められた習慣があり、それがおれたちには向いているのだ。
-マヌエル・ガルシア・オケリー・デイビス

 業(ごう)、高々百年の癖、取って代わる人間の性(さが)、悩ましいが悩み込む程のものでなし、星、また変えてしまえ、まだ帰ろうとするな、この星、まだ変えてしまえ、また帰ろうとするな、私、黒い星。


 グラムグラムグラムグラムグラムドグマッ


2020年1月10日金曜日

“Let's go to the Mars Cinema!!”

“それでさ
あの爬虫類みたいな顔した男の
火星のシネマに行こうぜ!!”

~Unfinished Ballades「Black Star Twinkle」より~


 ごきげんよう、ノリ・エムビービーエムですワ★冒頭のエピグラフは、4年前のあの日(2016.1.10)の事をミーが泣きながら書いた「Black Star Twinkle」という我がバンドの曲の一節よ♪今日1月10日(金)は、ボウイ様が黒い星になられた日。したらば、新年一発目はこれでいかせてもらうワ!!



 このグラムロックやる度に登場するオネエマン、読みづらいし飽きたから辞めます……それではいつもの私に戻ります。なら最初からオネエマンやるなよという話なのですが、“やらずじまい”と“やってから”の「やらない」は全く異なりますので、“やってから”「やらない」方が良いものですので、人生それの繰り返しですので。

「冗談には二つの種類があるんだ。ひとつは永久におもしろいまま続くやつだ。もう一種類のは一度だけおもしろい。二度目はつまらないんだ。こんどの冗談は二番目の種類だよ。一度使うとき、おまえはおもしろいやつだ。二度使えば、おまえは薄のろだな」

 ①人生の冗談は一度だけおもしろい──生きているあいだ、二度目なんてない!
 ②人間よく出来ました──生まれ変わりだ、しかし二度目はおもんない!
 ③人生の冗談は永久におもしろいまま──おもんない二度目の人間は最期、三度目の正直で薄のろ最高潮!

 正解は③。私はそれに賭けたまで。

「“一度だけはおもしろい”ってクラスの冗談の例だな。驚きという要素を通してのおもしろさだ。二度目は、驚きなし。だからおもしろみなしだ。わかったか?」

 驚きなしの、二度目以降も、延々おもしろがれる。君は君に飽きないで居られる、二度目以降も見つけて、永遠おもしろがれる。だから私も私に厭(あ)きないで、それを見つけて、それをやったまで。

「でも、デ・ラ・パス教授は、雌牛をなぐって牛乳を取れないことを指摘しました。射殺することでは余計にそうでしょう」

 心得ない人間、文字通りの馬鹿。牡牛の角を喰らうハメになっぞ、マタドールは誰も巻き添えにしないで独りで勝手にやってっぞ。そこの処のやり方を、絶対に間違えるなよ。勝手にしやがれ、勝手にしやがったまで。

 今回はアコギな弾き語りで演りました。原曲がヘビィーでハードロックな完璧すぎるグラムナンバーであるが故、シンプルにアコースティックな弾き語りで勝負するしかなかったのです。また、曲の構成はスタジオ版ではなくライヴ版(それも72、3年頃の)を元に、終盤のミック・ロンソン先生の「狂気!?ギターサスティーンの叫び!!」は、私のディレイかけまくりシンセサイザーで再現いたしました(ルー・リードの時のエンディングのサックスをシンセで演ったのを思い出すぜ、あれもミック・ロンソン先生がアレンジした曲だ、デジャ・ビュ~←LUNA SEA)。

 それでは“大江方式(前半・原詞、後半・訳詞という構成)”でやった私の日本語詩も載せておきます。これは月や宇宙がテーマの曲ですが、日本人なので自ずと仏教感が出てしまいました。


「月世界の白昼夢 -Moonage Daydream-」
作詞・作曲:デヴィッド・ボウイ
日本語詞:Nori MBBM


I'm an alligator
I'm a mama-papa coming for you
I'm the space invader
I'll be a rock 'n' rollin' bitch for you
Keep your mouth shut
You're squawking like a pink monkey bird
And I'm busting up my brains for the words


Keep your 'lectric eye on me babe
Put your ray gun to my head
Press your space face close to mine, love


Freak out in a moonage daydream oh yeah

欺かないで
斜に構えなくても良い
坊主と僧侶
の後ろで正座する
無垢なベイベー
無心で洒脱って
無秩序な世界へ


審美・千里眼で両目
レーザー光線ガン、放て
宇宙に夢中な表情、満面


イカしてんじゃん
ムーンネイジ・デイドリーム、オーイエ


Keep your 'lectric eye on me babe
Put your ray gun to my head
Press your space face close to mine, love


Freak out in a moonage daydream oh yeah

審美・千里眼で両目
レーザー光線ガン、放て
宇宙に夢中な表情、満面


イカしてんじゃん
ムーンネイジ・デイドリーム、オーイエ




♪ファー

♪ファーン

♪ファアア~ン

♪テテ~~ン!!
(「2001年宇宙の旅」のテーマ)

 店内にあった月のオブジェに“稲妻マーク”をペタッとね(これはイエモンの時の蝸牛に貼らないで余っていた稲妻です)。撮影は、高円寺・南口にあるバー“月のみち”さんを使わせて頂きました(ムーンネイジなのでね)。服装は演奏同様シンプルに、黒のタートルネック a.k.a. とっくりセーターを着用したのみ(下も黒のパンツ)。さあ、火星のシネマに行こうぜ(Let's go to the Mars Cinema)!!


ボウイ様に敬意を表し、眉毛ほぼ全剃りで撮影

 直前まで「スターマン」か「プリティエスト・スター」か「ソウル・ラヴ」か「ファイヴ・イヤーズ」のどれをカバーするかで迷っておりました(それぞれ明確な俺オリジナルのアレンジ案があった)が、ボウイ様が黒い星になられた本日10日の夜から未明にかけて新年初の満月“ウルフムーン(←1月の満月をインディアンがそう呼んだそうな)”が見られるとの事で、急遽「月世界の白昼夢」となりましたとさ、めでたしめでたし🌕


♪うぅ街の奇跡を~あなたにあ~げたい~←“月の裏で会いましょう”(オリジナル・ラヴ)

人間の中には、禁止されないものなら何であろうと強制的なものにする深い本能があるようだ。
-マヌエル・ガルシア・オケリー・デイビス

 尻を叩かれずとも、首を絞められずとも、自ずとそうする、コツを掴んだら好きな時にそうする。神様、罪と罰はもう要らぬ、人間、闘牛にマタドールはもう要らぬ。手前で用意するから、必ず。

 受動から能動にでなし、能動からの受動である。コントロールされたい、とコントロールしてゆく。本能があったまで。


2020年1月1日水曜日

明けましておめでとう令和二年(二〇二〇)!!

昨年も大変お世話になりました。



 逍遥自在(Xiao Yao Zi Zai)、本年も宜しくお願いいたします。



 30年続いた平成が終わり、我武者羅な2010年代、我が20代も終わりました。



 晴れて私(そして皆様におかれましても)、孤高なる、新たな旅をすることでしょう。


 2020、Are you burning?


2019年12月31日火曜日

骨まで平成31年、愛して令和元年

じぶんの力で励んで積みあげる善だというのでしたら、念仏をさし向けてじぶんの父母をも助けようとされてもよいでしょう。けれどひたすら自力を捨てて、速やかに浄土のさとりをひらいたのならば、六つの境涯、四種の生まれ方の世界のすべてにわたって、どんな業苦(ごうく)に沈んでいるものにも、神通方便の力によって、なによりもまず縁のあった者から救ってあげるべきです。と云々。
-唯円房

 手前の判断より、何となしに優しくしてしまうこと、親しくしてしまう不思議、それとは逆に、疎遠にしてしまうこと、思議と異なる冷たい仕打ちをしてしまう不思議、多々あり。手前は一体、何がしてえのだ、と情けなくもなるが、他力の理論、で一切の片(かた)が付く。縁のあった者から救ってやれ、過ぎし日に言い聞かす──きみ悟れ。



 出逢いに正否は無いかも知れぬが、良い人だったな、厭な奴だったな、というのは誰にでもある。思う所あるし、想われる処もある。良い人だったか厭な奴だったか、誰かにとって自らもまた。でも厭な奴ってのは、案外良かったのかも知れぬ。どうでもいい、これが一番悲しい事だから。縁のあった者から救ってやれ、過ぎし人に云い聴かす──きみ仏なれ。



 無理です無理です、まだまだです。苛立ちますし、むかつきます──きみ人なれ。



 とりあえず、骨まで愛して。骨まで愛して平成、えゝ愛しますとも令和。



 2019(平成31/令和元)年はオルタナティヴな一年でしたので、歌謡は歌謡でもノイズまみれにしちゃったので歌謡、左様。ノリの演歌はノイズ演歌、あぁジャイアン遠くなりにけり(たてかべ和也、いずこ)。



 “村田英雄”に“三波春夫”、“クールファイブ”や“ぴんからトリオ”、“青江三奈”だ“ちあきなおみ”だ“藤圭子”……その他、B級カルト歌謡、ムード演歌、カバーしたい曲は山あれど、いっぺんには出来ませぬ、故に、コツコツとやってゆくだけよ。



 生きている限りは未だ生きた事なく、平成に居ながら平成が見えず、令和元年が完成しそうで、文脈の中で意味を持ちそうだ。

 だから今ここで、骨まで、骨まで愛してほしいのよ

 さようなら、ありがとう平成31年、永遠の別れ

 令和元年、らしかったよ、この一年


 ではまた、来年!!ドグマッ


2019年12月10日火曜日

おかえりLove Homme♪ ただいまCome Home★

“裸になって猿みたいにやれ
やりたいうちは猿みたいにやれ
猿より前のもっと前になれ”


~THE YELLOW MONKEY「Love Homme」より~


 おかえりLove Homme♪

 久しぶりにグラムロックわ、このオネエマンも久しぶりワ

 はーい、ノリエムビービーエムですわよ、令和元年お元気?


 ミーは“グラム歌謡メタル野郎”を自称しているのに、今年はパンクやオルタナティヴに振った一年だったもんで、グラムも歌謡もメタルもあまりせんで失敬こいたわ。取り急ぎグラムよ☆



 まず、“プラシーボがグラムか?”と訊かれたらば、それは厳密っちゃうと70年代に流行したグラムロックサウンドじゃなくて、明らかにパンクでニューウェーヴでオルタナティヴね(そういう意meanでは今年のミーがカバーするに相応しいと思うワ)。

 偉大なるバンドちゅうのは、過去や歴史をブチ抜いて画期的であるからにして、例えば自身でやっている音楽は全然グラムロックぢゃないのに、T.Rexやニューヨーク・ドールズの熱狂的ファンだった“モリッシー”というガイもゲイなビーマイベイベーdeスミスちゃんね?80年代サウンドに70年代グラムは微塵もなかったろ?

 かくいうミーもグラムロックをラヴだがね、我がバンド・Unfinished Balladesはグラム的要素を幾ばくか含んでいると自覚するもののグラムロックバンドではないし、メンバーの総意ないし相違が反映される事を望むし、グラムロックはソロの私が演りたいだけ演れば良い事なの。


 Coz ミーはスミスもプラシーボも分かるワ、物凄く共感しちゃうワ、以前からカバーしなきゃネ、と思っとった。

 But ミーはプラシーボのファーストアルバム「プラシーボ(1996)」しか持っておらんさかい、そればっか聴きよってからに、プラシーボを語りカバーする資格ないワ、と勝手に思い込みシンドロームのピーターパン♪

 日頃、ツイッターで仲良くさせて頂いているグラムメイト(クラスメイトみたいに云う)のhoneyさんが大好きなプラシーボ、なので尚更そう思っていたのかしら。で今回、セカンドとサードアルバムも中古盤でゲッティンし、目下勉強中のプラシーボを思い切ってカバーしたワケね。こうやってセカンド、サードと聴いていくと、ファーストがナチュラルなバンドサウンドだけで勝負したアルバムだったと分かるわね(セカンド以降はギターやボーカルに沢山エフェクトが掛けられてなあい?)。サードの9曲目「コマーシャル・フォー・リーヴァイ」とか一聴惚れしたから、こちらもいつかカバーしてみたいワ、うーんとアコースティックでメルヘンに☆


 さあさメルヘンにいきますわよ、T.Rexの「チルドレン・オブ・ザ・レボリューション」から始めてグラムロック式の敬礼、件(くだん)のよく聴きまくりまくりすてぃなファーストの一曲目「カム・ホーム」へと雪崩れ込み、なんてアレンジが突如ぽぽぽぽーんとアイデア出づる(他にT.Rex「20センチュリー・ボーイ」からのプラシーボ「ナンシー・ボーイ」というボーイボーイなカバー案もあった、がグラム過ぎぃ!今年のミーには♡)。

 And so 原曲はブライアンのギター変則チューニングでおっぱじめやがるが、ミーはレギュラーチューニングでカバーしたの、これ重大マター。原曲の不協和音感、ダークでゴシックな感じがパー、パーなミーは明るいパンクに寄ったった、これが素のミー、カバーは各々が好きに演れば良い、これで良い、これでいいのだ、天才バガボンド木工用大木凡人。

 At the same time ボーカルにローファイ・エフェクトを掛けてみたの。ミーの声がミーにとって聴くに堪えないというのはロングロングアゴーな訳で、こんなボーカルエフェクトは最早要らんのだが、普段使わないものを使ってみるのが昨今のマイブームわ。


前回のMV撮影中に一弦が切れてしまったがオルタナなので今回もそのまま撮影っしょ

 加えて、服装について述べます(唐突な翻訳マシーン口調)──わたくし得意のナポレオン(今回はライダース型)に女物のロングスカート、そして真っ赤なシルクハット被ってグラムをあからさまに演って、ブライアンの楽曲の根底にあるグラム魂に敬意を表し、ミーの日本語訳詞もブライアンの心情を最大限汲み取って書いたつもりんぐ貞子木村多江幸薄エロス。以下、原詞と己が日本語詞も載せちゃいんティックバーバリアン野蛮な太陽GOLDFINGER '99。


「Come Home」
作詞:ブライアン・モルコ、作曲:Placebo

Stuck between the do or die
I feel emaciated
Hard to breathe I try and try
I'll get asphyxiated
Swinging from the tallest height
With nothing left to hold on to
Every sky is blue
But not for me and you

Come home, come home, come home, come home

Glass and petrol vodka gin
It feels like breathing methane
Throw yourself from skin to skin
And still it doesn't dull the pain
Vanish like a lipstick trace
It always blows me away
Every cloud is gray
With dreams of yesterday

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home


Always goes against the grain 
And I can try and deny it
Give a monkey half a brain
And still he's bound to fry it
Now the happening scene is dead 
I used to want to be there too 
Every sky is blue
But not for me and you

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home



日本語詞:Nori MBBM

さっきから焦って、明後日まで持たない
吐き気、動悸、呼吸器、訳分からない
“すでに栄枯盛衰、ひと通り味わった”と
空の青はブルー、君と僕で意味は真逆

Come home, come home, come home, come home

いっそ混ぜてウォッカ・ジン
ラリって楽になりたい
酒も好き好き
二日酔って楽になれない
まるで口紅、拭っても唇の、上
空は曇ってグレー、天も拭えずに呟いた

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home

ずっと信じたものを“依存”と云う
僕は猿だった、人間に憧れた
やっと分かったよ、居るべき僕の場所と
空の青はブルー、君と僕で意味は真逆

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home



 ただいまCome Home★

 ちなみに今回のMV撮影場所は、中野駅南口にある素敵なバーを貸して頂いたのよん。マスターもアダルティックダンディー柔らかい雰囲気を纏った紳士で惚れましたワ、OH、 UPSIDE INSIDE OUT きみを泣かせても A CHI CHI A CHI それは太陽がさせたことだよ 夏の太陽が(Come on!)


 Nxt is カバーMVで“グラム歌謡メタル野郎”は歌謡を演るだろう、やはり令和元年なミーがオルタナティヴに演るだろう、ノイズキャンセリングノーキャンセルで演るだろう飲茶楼うまかろうモー娘。CMやってた少年ナイフ歌ってた。


ブライアンちゃん、お誕生日あめでとう!!
by 女装+すね毛=オルタナティヴ with チェリーレッドのマーチン10ホール野郎

 ではまたBoy or a Girl!!ごきげんよう(インペリアル・ドラッグでも聴こう90sグラム)


「あんたたちは美しいけど、ただ咲(さ)いてるだけなんだね。あんたたちのためには、死ぬ気になんかなれないよ。そりゃ、ぼくのバラの花も、なんでもなく、そばを通ってゆく人が見たら、あんたたちとおんなじ花だと思うかもしれない。だけど、あの一輪(いちりん)の花が、ぼくには、あんたたちみんなよりも、たいせつなんだ。だって、ぼくが水をかけた花なんだからね。」


2019年11月30日土曜日

平成の皆様、さようなら –我、令和オルタナティヴ–

半年振りの“Nori MBBMのカバーMVシリーズ”、令和に入ってお初の今回は(やはりニルヴァーナのカートが好きだった)ピクシーズで御座居ます。



 今年頭からの“ヴァセリンズ/ニルヴァーナのカバーMVロッソのカバーMVバンドの初音源「30年 e.p. -XXX years-」発売10月のレコ発ライヴ”、この一連の流れに終止符を打ちます。我、令和オルタナティヴ!!

 俺の場合、ピクシーズはニルヴァーナからでなし、アジカンからのナンバーガール経由で知ったものの、未だにデビュー作のEPとファーストとセカンドアルバムしか持ってなくて、歌と演奏とメンバーのヴィジュアルつまりバンドにまつわる全てがめちゃくちゃツボで好きな要素しかないのだけど(後に詳しく述べます)、全作品買わなければ!という位には至っておらず(しかしナンバーガール経由で知ったのにナンバーガールより好きだ、しかしナンバーガールは全アルバム持っているは何故だ日本人だからだ)

 ピクシーズメイニアではないので分からない事も多く、例えばデビュー作のEP「カモン・ピルグリム(1987)」はスパニッシュの要素が入っている印象なのだが、このラテン風味は何だろ、ギタボのブラック・フランシスの仕業?それともベースのキム・ディールによるもの?ギターのフレーズとか楽曲のタイトルとか詩に、それからアルバムジャケのアートワークにも、そこはかとないラテンを感じるのだけど、ピクシーズに詳しい人おしえてその訳を(♪Na~nanana na na~nanana by アジフー←椎名林檎風)

 で、俺が一番よく聴いたのはやはり、ロック史に何食わぬ顔で飄々として在り続けるド変態なファースト「サーファー・ローザ(1988)」ですが(3曲目「サムシング・アゲインスト・ユー」からの4曲目「ブロークン・フェイス」の間髪入れぬ怒涛の流れとか狂おしいし愛おしい)、セカンドの「ドリトル(1989)」に至ってはもう世間常識そっちのけで突き抜けちゃって音もクリアで普通に聴きやすいし(ド変態も堂々と演っちまえば公然と狂って楽しいし正しい)、謂わば“変態ポップやりたい放題”という感じで30年経った今でもギンギンの現役、てか今のオルタナロックの中にブラック・フランシスの血が流れていないものはないのか、それがこの原液、我平成元年ドリトル同期、ニルヴァーナとかレディオヘッドとかナンバーガールを介した体液、知らぬ間のレイプに辟易(ちなみに「サーファー・ローザ」のプロデューサーは元“レイプマン”のアルビニ、その5年後にニルヴァーナの「イン・ユーテロ」も“レイプ・ミー”なアルビニ、バコンバコンいうドラムのエグい音処理が堪らんでアルビニ)。


 他人事の曲が一つもないのよ、ピクシーズ。ブラック・フランシスって親戚のおぢさんでしたっけ?実は幼少を一緒に過ごした仲でしたっけ?と錯覚する程に。好きというより分かってるよ、分かってるって、だから分かりすぎて、デビューEPとファーストとセカンドだけで満足みたいな?まあ、お金があったら残りのアルバムも全て揃える予定、どうせ俺なんか全部わかりきっちゃうだろうし、きっと親戚のおぢさんに違いない。

 己がグラムセンサーもビンビンに反応しちゃうワ。ピクシーズは絶対に「グラムロックではない」と断言できるけど、この奇妙なコード感とかヘロヘロな演奏&歌唱(男女が両方ボーカルとっているというのも両性具有ってるし)、“マーク・ボランみ”がチラホラと散見される──ファーストの8曲目「カクタス」なんて、ギターリフからボーカルまで“超T.Rex”……と思っていたらデヴィッド・ボウイがアルバム「ヒーザン(2002)」でカバーしていて心底納得。そう、ボウイ様も“ピクシーズ好き”を公言しており(そもそもブラック・フランシスの方がボウイを聴いていたみたいだし)、ピクシーズにグラムを感じた俺のセンサーの正しさは保証された、好きは繋がる、世間は狭い。


MV撮影の為、雨が止むまで池のカモを眺めながら休んでいたら……

ワンちゃんが五匹もいらっしゃった(静かな御利口さん達かわゆい)

 今回はファーストの5曲目「ギガンティック」にした訳だけど(タイトルからしてグラムが過ぎる)、選曲はめちゃ迷った。どれをカバーしても俺ら違和感ねえなって。中には悪戦苦闘するカバーも多いからさ(どうしても俺色に染まらねえ、俺と混ざらんというヤツ)。

 己が演奏のこだわりとしては、グラム+グランジ+ガレージロックのGGGの3Gなアレンジにしようと思って(GGGの3Gなアレンジとは?)、手前の大好き全乗せで(マアホント欲張りネ!)、分厚く歪んだギターに(90年代はパンクとメタルの垣根をディストーションでブチ壊す!)、男のくせしてヘロヘロなファルセットボイスをイントロやサビのコーラスに入れて“マーク・ボランみ”をより強調したり(裏声入れるとグラムのグラム量が増し増し!しかしこれは原曲から既にそう!!)、冒頭の“ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ”っていうクリーントーンのブラッシングはニルヴァーナのアレ、「レイプ・ミー」のイントロのソレ(静かなクリーントーンからのドラムインからのバンドインで爆発しちまえスメルズライクティーンスピリット!しかしそれは原曲からして既にそう!!)、そしてドラムのビートはローファイガレージ魂で轟音ノイズまみれ処理(エクスプロージョン!神楽坂エクスプロージョン!我ジャパメタ万歳!!)

 ……いつもの如く原詩と、俺の日本語詞を載せておきます。


「Gigantic」
作詞・作曲:キム・ディール&ブラック・フランシス


And this I know his teeth as white as snow
What a gas it was to see him
Walk her everyday into a shady place
With her lips she said


She said, "Hey Paul, hey Paul, hey Paul
Let's have a ball
Hey Paul, hey Paul, hey Paul
Let's have a ball
Hey Paul, hey Paul, hey Paul
Let's have a ball"


Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love
Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love


Lovely legs there are
What a big black mass, what a hunk of love
He'll walk her every day into a shady place
Like the dark, but I'd want him


"Hey Paul, hey Paul, hey Paul
Let's have a ball
Hey Paul, hey Paul, hey Paul
Let's have a ball
Hey Paul, hey Paul, hey Paul
Let's have a ball"


Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love
Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love


Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love

Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love

A big, big love…


日本語詞:Nori MBBM

横目で見る彼の顔
女を連れ去るの
人目のない公園の
茂みの中で彼女が

そう、そう、そう、そうそう
ウソ、ウソ、ウソ、ウソウソ?
そう、想像に任せる

Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love
Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love

下に伸びる四本足
二人はゴミの人たらし
覚えた場所は公園の…
君も観に行こうよ

そう、そう、そう、そうそう
ウソ、ウソ、ウソ、ウソウソ?
そう、想像に任せるの

Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love
Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love

Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love
Gigantic, gigantic, gigantic
A big, big love
A big, big love…



 内容はどうしようもない恋の唄(ルースターズ)だが、あわよくば青噛んで熟って頂戴(椎名林檎風Ⅱ)、しかも“青噛ん”を見ている方でネ。

 まあピクシーズの歌詞は暗示的で、ネイティヴの人からすると一見ナンセンスらしい。意味不明だけど実は具体的なイメージが確固として有る、これは日本のバンドだとホルモンみたいな感じ?詳しくないから例えが間違っていたら御免(しかしマキシマムザ亮君とローリーさんの血が繋がっていること、腹ペコ諸君の誰よりも俺がよく知っている、合掌グラム)。……否、やっぱりごちゃ混ぜ全乗せ感のあるホルモンぢゃなくて、ここでもナンバガだな。This is 抽象された歌詞の殺伐さ(“カラッと乾いた狂気”と云えば良いのか)、において相似するので、酷似しているので……ので……ので(←人力ディレイ by 向井秀徳 This is)。


 それから撮影時の服装について、今年の手前のテーマは“オルタナティヴ(及びカート・コバーン)”だったと自覚しているので、飾らずにカジュアルな格好でカバーMVしました。ロックンロールとかバンドを演る時に俺が絶対にしない格好、近所のコンビニへ行く時くらいの適当な格好。緑のGAPのチェックシャツは友達の芸人さんから「俺にはサイズが大きすぎたから」と頂いたもので、下は気儘に黒のパンツとドット柄のコンバース。90年代以降のオルタナロック、大量生産型・近所の兄ちゃんを俺なりにやった次第。当初、「やっぱりグラム野郎だから、己が秘蔵のワードローブから女物を厳選して、ゴツい男が女装して演ろうか」という計画もあったのだが(ドレスコーズ・志磨さん云う処の「女装+すね毛=オルタナティヴ(※ドレスマグ特集 #21 参照のこと)」の公式)、それは次回以降にするとします。


公園でヘンなことしないで、静かに野鳥の会でもしようぜ

 半年振りの“Nori MBBMのカバーMVシリーズ”、また年末に幾つかアップしようと企んでおりますので、楽しみにして居て下さい。

今日は何日ですか──11月30日──えゝ札幌、の11月30日ってこんなに熱いものなんでしょうかねえ?
-向井秀徳

 高円寺も今日は結構冷え込んでいるのだが、俺は何だか身体中が熱くて、どうもオルタナの血が騒いで、居ても立っても居られぬから、次もまたオルタナ、君もティヴるだろ?