2020年5月2日土曜日

おのが年齢早見表 –ドントトラストオーバーサーティー編–

【Nori MBBMの場合】

31歳→29歳
32歳→28歳
33歳→27歳
34歳→26歳
35歳→25歳
36歳→24歳
37歳→23歳
38歳→22歳
39歳→21歳
40歳→20歳

41歳→19歳
42歳→18歳
43歳→17歳
44歳→16歳
45歳→15歳
46歳→14歳
47歳→13歳
48歳→12歳
49歳→11歳
50歳→10歳

51歳→9歳
52歳→8歳
53歳→7歳
54歳→6歳
55歳→5歳
56歳→4歳
57歳→3歳
58歳→2歳
59歳→1歳
60歳→0歳


 ただのメモだ、気にするな。西暦よりあからさまに記した。記載の無い年齢は念頭に無かっただけだ。

 君にだけ打ち明けよう──おのが年齢


 ドグマッ


その人のみを消した詩(十二支詩・子)

詩人がいました
──机上の空論だよ

詩人は感じた事を詩にしました
──机上の空論だよ

詩人は紙に詩を書いてやりました
──机上の空論だよ

詩人は書かれた詩を読み上げました
──机上の空論だよ

詩人は読み上げた詩を人の心に残しました
──机上の空論だよ

詩人は詩だけとなりその人のみを消しました
──机上の空論だよ


その人のみを消しました




2020年5月1日金曜日

31歳29歳:feat. COVID-19

どうも31歳です!ここから60歳を0歳として赤ん坊へ戻って行く、と今しがた決めたので、一歳一歳いちいち若返ってゆきます(とすると31歳は俺の29歳)?



 外出自粛要請だろうが緊急事態宣言だろうが、誕生日はやって来ますね。こちとらグラムロック、グラムロッカーですよ。聖地(ないし性地)・新宿二丁目で、ニューヨーク・ドールズですよ。

 ニューヨーク・ドールズは、ジョニー・サンダースのクスリ漬けの危なっかしいフラフラのギターが、聴く者の耳や胸を闇雲に刺しに来るのですが、今回はアコースティックな「ロンリー・プラネット・ボーイ」であります──何ですかエレキを止めて、急に優しくしてきて、寂しがり屋さんですか貴方は、ミーにこっそり打ち明けるんですか、素直な表情を見せたりするんですか、しかし初めて聴いたその日から好きになりましたよ私は──何とも愛くるしい楽曲です。


店内にはカービィのほか虎の頭が……グラムロックだ、ボランちゃんだ

 早速いつもの様に、英語の原詩と我が日本語詞を載せておきます。この曲、ジョニー・サンダースがソロになってからのライヴでも歌っていたから、てっきり彼が制作に関わっているのかと思いきや、クレジット上は作詞作曲すべてボーカルのデヴィッド・ヨハンセンなんだね(ギターリフくらいはジョニーが考えた気もするけど)。


「Lonely Planet Boy」
作詞・作曲:デヴィッド・ヨハンセン


It's hard
It's so hard

And it's a lonely planet joy
When I'm  in the sun from your the other boys
That's when I'm a lonely planet boy
And I'm tryin', baby for your love
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, you pick me up
You're out a-drivin' in your car
When I tell you where I'm goin'
You're always tellin' me it's too far


Well how could you be drivin'
Down by my home
When y'know, I ain't got one
And I'm, I'm so all alone
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's a lonely planet joy
When in the sun from your other boys
That's when I'm a lonely planet boy
And I'm tryin', oh, I'm cryin', baby for your love
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's so lonely
Whoa, whoa, whoa, yeah

Oh, can't you hear me callin'
I'm a thousand miles away
And I don't wanna stay
I'm thinkin' words I gotta say


'Cause I wanna be there witcha
And I know what to bring
I remember from the days
You got over everything
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's such a lonely planet joy
In my sun from your other boys
That's when I'm a lonely planet boy
And I'm tryin', I'm cryin'
Can't y'see I'm dyin'
Baby, for your love


Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah


My little runaway…


日本語詞:Nori MBBM

ハード
人生がハード


孤独な惑星の僕です
他の男もそうですが
まさに“ロンリー・プラネット・ボーイ”は僕です
愛されたくて
Whoa, whoa, whoa, yeah


僕を拾っておくれよ
君の車ん中
行く先どこだろうと
君は遠い目か


目的は訊かないでドライヴに
お家はどこ
わかりません、だって無いもん
ひとりぼっちはここで降ろされます
Whoa, whoa, whoa, yeah


んでもって
孤独な惑星の僕です
他の奴よりそうです
僕が“ロンリー・プラネット・ボーイ”
がんばっちゃうもんね、寂しいもんだよね
LOVE LOVEしようね(by 吉井和哉)
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's so lonely
Whoa, whoa, whoa, yeah


ちょっと聴いておくれよ
彼の彼方から
此処から出ようよ
空っぽの殻から


君のそばが良い
君がしたいこと
忘れていたことのすべて
僕が思い出す
Whoa, whoa, whoa, yeah


お別れに
孤独な惑星の僕です
歌う太陽光線、僕が
“ロンリー・プラネット・ボーイ”
がんばっちゃうもんね、寂しいもんだよね
それもあるんだよね(by 吉井和哉)
消えたくなるね


Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah


僕の可愛い現実逃避…



 この訳のポイントは、原詩の意味を踏まえながら、吉井さんの歌詞も引用したところかな(イエモンのグラム歌謡メタル野郎な名曲「LOVE LOVE SHOW」からね)。

 (by 吉井和哉)という箇所がそうなんだけど、これはバクチクの今井さんが「Sid Vicious ON THE BEACH」ってナンバーで(昔から思っていたが凄いタイトルね)、スターリンの名曲「ロマンチスト」の代表的なサビの一節を(by 遠藤ミチロウ)と表記して引用していた、その更に引用です、引用というやり方の引用です(ややこしいワ)。それから今井さんはキング・クリムゾンも引用しているわね(“混乱こそ我が墓標とつぶやいたあゝ、あっ、あゝゝ”ってところエピタフってるワ)。


この目に見覚えない?そう、もう始まっちゃってるんだよね(関暁夫)

 歌前の私の台詞はドールズの代表曲「ルッキング・フォー・ア・キス」より、最後の締めの台詞はドールズのみならず全パンクスにとって永遠のアンセムである「トラッシュ」より、それぞれ引用(てか引用しすぎじゃね)。“ニューヨーク・ドールズが大好きです”という事を分かって欲しくて。

 歌をレコーディングした日が、たまたまジョニー・サンダースの命日4月23日だったので(「歌っちゃおうかな」と思った当日、何となくジョニーの事をネットで調べてビックリおったまげ)、ジョニーへの御挨拶も急遽、曲中に入れときました。俺が2歳になる直前に黒い星となったけど、そちらでは疫病など流行っていませんか?変わらずに、お元気ですか?


新宿二丁目のジェンダーがフリーなバー、次は撮影ぢゃなしに女装して行くバー

 撮影時の服装に関して、家にあった厚底がブーツでなしラバーソールのスニーカーだったのでソレを履き、ドールズが居なきゃ出て来なかったであろう80sグラムメタルなモトリー・クルーのパンクTを着て、去年のhideさんのお墓参りの時も着ていった大切なレザーのナポレオンジャケット一張羅を羽織り、最後に黒のキャスケットね、とってもドールズでジョニサンな気分よ、ポリスハットがあれば尚良かったけどネ。


入口から牢屋、足枷の鉄球までぶら下げて、牡牛のミーを帰らせないつもりなの?

 今回はドールズの歴史的名盤(かのエアロスミスもキッスもピストルズもひれ伏す)であろうファーストアルバムからの選曲でしたが、個人的にはカラフルでポップで限りなく安っぽいセカンドの方がもっと好きなのだ。

 ドールズのファーストはやっぱり“デキる長男”って感じで、堂々とした風格や燻し銀の様な凄みがあるし、パンクだしグラムだしハードロックだしブルースだしフォークだし、問答無用でジャンルを越えた名盤なのは理解できるものの、セカンドの“アピールしてくる割に大した事ない弟”って感じ、これぞ紛れもなくお馬鹿なグラムロック、全曲ホント好きよ“Too Much Too Soon”マジL-U-V♥

 今日はドールズのセカンドを聴きながら寝ようzzz


~~~~~~


 最後に、今回の世界的なコロナ禍で思った事は、ここ日本でも先行きが見えず、多くの人が職を(学生なら学業を)失くし、おまけに外出も控え、密にならずに過ごすということ、個人的にいつもと何ら変わりないし、いや生活面では人並み以上にあったけど、精神的には何の変哲もなし。仮にこの新型コロナがいつか治まっても、自由になったとは誰よりも思わないだろうし。

 いままでも、これからも

 へい、ろんりぃぷらねっとぼぉい
 へい、しょうようじざい
 へい、ぐらむろっかぁ

 いままでも、これからも

 もしも、グラムロックや歌謡曲やヘビィメタルやシャンソンが禁止されたり息絶えてしまったら、それは滅茶苦茶に心底堪えるだろうが……

 ミーやユーが亡くなったりしたら、それは致し方無い。


トイレ前のディヴァインが俺に呟いた──「Happy birthday to you」──パーン

わが市民たちも人並以上に不心得だったわけではなく、謙譲な心構えを忘れていたというだけのことであって、自分たちにとって、すべてはまだ可能であると考えていたわけであるが、それはつまり天災は起りえないと見なすことであった。彼らは取り引きを行うことを続け、旅行の準備をしたり、意見をいただいたりしていた。ペストという、未来も、移動も、議論も封じてしまうものなど、どうして考えられたであろうか。

 これはつまり人災であり、我々は取り引きや旅行を停止し、全てを封じてしまおうと考える──自分達にとって、全てはもう不可能であると考えた訳であるが、カミュも褒めて呉れるだろう……いや、謙譲な心構えも度が過ぎれば、カミュには誉めて貰えないだろう──こんな葛藤をよそに、とりあえず今日をば生きる。少なくとも死んでなるものか、ペストの時の様に。

さまざまの数字が彼の記憶の中に漂い、そして歴史に残された約三十回の大きなペストは、一億近い死亡者を出していると、彼は胸につぶやいた。しかし、一億の死亡者とは、いったいなんだろう。戦争に行って来た場合でも、一人の死者とは何であるかをすでに知っているかどうかあやしいくらいである。それに、死んだ人間というものは、その死んだところを見ないかぎり一向重みのないものであるとなれば、広く史上にばらまかれた一億の死体など、想像のなかでは一抹(いちまつ)の煙にすぎない。
-ベルナール・リウー

 煙にされてたまるかよ、三十回の一億にもなるかよ。ペストだコロナだ疫病だ、一回の一人にもなりたくはねえ。折角の独りもんなんだから、一人として群れるかよ。家族だ友達だガールフレンドだ、生きてやるよ。


 だって、孤独な惑星の僕です──


2020年3月29日日曜日

ショートケーキたべたい(外出自粛要請の雪の東京たべたい)

今朝方4時頃、“シャアヽン”と水を切って走る車の音が窓の外から聞こえたので、「今日は雨か……」と呟くと同時に、“雨がぁしとしと日曜日ぃ(ザ・タイガース「モナリザの微笑」)”と口ずさみながら、「しかも今日、日曜日ぢゃん」と一気に目が覚めた男、ノリ・エムビービーエムです。

 日々、急速に拡散する“新型コロナウイルス(COVID-19)”によって、東京都知事から異例の週末(28・29日)外出自粛要請が出されたが、その影響で私も昨日今日の仕事や諸々の予定が無くなった。暇になったのである。そこで軽率ではあるが、誰とも会わない事を前提として近所をぶらついた、当記事はそのドキュメンタリー記録である。


早稲田通りを越えた処の自宅前の通り

 雨がぁしとしと……どころではなく雪まで降っていた、もう降り積もっていた。そういえば、数日前の週間天気予報の東京に“雪だるまマーク”があった事を思い出した。


酒呑みもロッカーも高円寺みな外出自粛中

 今日29日は、前のバンドで一緒だったギターのKaz兄の誕生日である。明後日31日は、父方の祖母の95回目の誕生日である(この令和の時代にすこぶる大正なプレゼントを郵便で贈った)。皆様、心よりおめでとう御座居ます。


イエモンの新曲をやっとダウンロード、その名もズバリ「未来はみないで」

 人は年齢を重ねる毎に、一年の経過を早く感じるらしい。確かに子供の頃の一年と、働き詰めの一年では、味わう様にゆっくり過ぎてゆく前者と、考える間もなく機械的に消費されてゆく後者である。

 しかし、確かに早いのだけれど、自分の課題や、やるべきこと、やりたいことに立ち向かっている人は、その一年や半年を実際の倍位に感じるのである。人生の器の中に経験を積む、詰め込みまくる。そうして何人分もの人生を経験する様な人は、自然と人の一年を、二年や三年にするのだろう。


庚申通りにゃコロナのせいで幻となった「TOKYO2020」オリンピックの垂れ幕が

 日曜日の高円寺だというのに、駅まで続く商店街はシャッターを下ろして閑散としていた。その非日常感は、私をより劇的に刺激した。街中が物語の様に、すべて夢の様に。


今日ばかりは人より雪だるまの方が外出しているらしい(ホント沢山あったんだ)

 夢は自分で考えて見るものでなし、まるで近所をぶらつく様に

 もう夜空の向こうにたくさん用意された、それぞれの舞台があって

 その舞台で、学生時代の知り合いや、憧れの有名人や、知らない人と共演するものだ


先日もらった「星の王子さま」のチョコレート──有難う、頂きます☆

 私はある日、雲の上、天空の国にある墓所へ
 お墓参りする夢を見ました、いえ、出ました

 それ始まった瞬間、丘の上の方から聞き覚えのある女の子二人の声が
 「あの人来たら、どうするの?」
 「あの人ほら、もう来てるよ」
 なんてこそこそ話をするものですから

 やはり夢は見るものでなし
 もう用意された舞台に自ら出演するものなのです

 だから、とってもリアルかつ知らない人が居ても当然なのです
 逢った事も見た事もない、舞台上でしか生きる事のできない役者たち


箱も中身もメルヘンで可愛い──有難う、御馳走様でした★

 嗚呼、甘くて美味しいチョコレート、もっと食べたい

 恐らく今宵に見る夢は
 雪の真っ白と血の真っ赤が鮮やかな
 イチゴのショートケーキを食べる事になるだろう

 ワンホール独り占めしたいくらいの
 外出自粛要請された東京くらいの
 それも夢の舞台で演者の私が

 「早く食べ終わる奴ほど知能指数が低い」と意地悪な顔をした学者風情と
 それを有難がる金魚のフン達が別室から見ているのも知らず

 私や、他の家族や、友達は、嬉しそうに
 イチゴのショートケーキを食べています

 笑顔のキラキラした部屋と
 実験グラフだらけの暗い部屋

 それは扉を隔てた二部屋の断面図、横から同時に眺める舞台
 目覚めた後の私はどいつもこいつも気に食わず、真夜中にこう云うだろう


外出自粛要請の雪の東京たべたい

 ショートケーキたべたい
 ──この世界に真っ赤なジャムを塗って、食べようとする奴がいても?

 きっと残さず食べて、また明日へとつづく
 ──君に逢いたくて、また明日を待ってる?


 月曜日につづく

 永遠に続く


ある種の監禁状態を他のある種のそれによって表現することは、何であれ実際に存在するあるものを、存在しないあるものによって表現することと同じくらいに、理にかなったことである。
-ダニエル・デフォー


2020年3月17日火曜日

メタモルフォーゼは4倍なのです –春はパンク気分Ⅱ–

弾き語りでザ・ブルーハーツは演ったし、バンドでザ・ハイロウズも演ったし、あとはザ・クロマニヨンズを演るだけだな、ノリ・エムビービーエムが演るだけだな……

 メタモルフォーゼは4倍なのです──拝啓、真島浩人様



 という訳で、ヒロトさん作のこの曲をカバーMV致す。マーシーは勿論好きだけど、わたくしヒロト派よ(マーシーはクールで飄々としていて、好きというより“憧れの吟遊詩人”って感じかしら)。マーシーのヒリヒリする危なげで儚いロックより、ヒロトの作る“童謡とパンクロックを足して二で割った”様なバカバカしいポップナンバーの方が性(しょう)に合うのさ。

 グラム好きとしては、ブルーハーツからクロマニヨンズまでアルバム毎に必ず一曲はソレを感じさせるナンバーが入っていて、大抵ヒロト作だった気がする。ざっと挙げれば、ブルーハーツの「キスしてほしい」「恋のゲーム」「パーティー」「あの娘にタッチ」「ムチとマント」、ハイロウズでは「ツイスト」「BGM」「オレメカ」「アレアレ」「シェーン」「彼女はパンク」「迷路」「アダムスキー」「夜の背」「ヘッドホン」「ズートロ」、クロマニヨンズなら「くま」「土星にやさしく」「ナントカドン」「化石とミイラ」「ゴー ゲバ ゴー」等々、みなヒロト作、今すぐグラムにカバーできるぞ!!

 ……例外として、後期ハイロウズのシニカルな名曲「アメリカ魂」はマーシー作だ、あれマヂ超T.REXでズバ抜けてグラムです。ブルーハーツの「THE ROLLING MAN」も、ハイロウズの「真夜中レーザーガン」も、クロマニヨンズの「恋に落ちたら」もマーシー作だった──全てにグラムを感じるワ、マーシーもソレな曲たくさんあったわ、やっぱりマーシー好きだわゴメン!!


学生時代から十年ほど履いてきたブーツの左かかとが割れて撮影中に取れた
(メタモルフォーゼ1倍)

 今回カバーした曲が入っているクロマニヨンズの12枚目のアルバム「レインボーサンダー」、実は持ってないんだあ、サンダーと韻踏んだあ、あゝまた踏んだあ、無限回廊おズ、↑ハイロウズ↓

 わたくしクロマニヨンズのライヴも観たしヒロトの生ケツ&金玉も見たしレアなトークショーも行ったし、クロマニヨンズの結成からずっと新譜が出る度にヒロト大好きな高校の友達と渋谷のレコード屋へシングル盤とか買いに行っていたが、リアルタイムで追っていたのは7枚目のアルバム「イエティvsクロマニヨン」までであった(発売日が2013年の2月か、ちょうど社会人一年目の終わり、音楽を聴く気力が失せていたのだ)。

 そんな空白の数年間に発表されたこの曲を何故に知り、またカバーしたのか?それはある日、わたくしの職場にメジャーデビューもしていたグラムなバンドマンが偶然やって来て、この曲を歌って帰って行くというハイパーにメタモルなフォーゼがあり、「最近のクロマニヨンズにもこんなイカした曲があったのか」と知った次第、そして今回、より一層グラム仕立てにカバーしたという訳であります(ハイパーにメタモルなフォーゼの件について知りたい方は、直接会えたらお話いたします)。


学生時代から十年ほど履いてきたブーツの右ソールも帰りにベロンと剥がれた
(メタモルフォーゼ2倍)

 我が演奏に関してはシンプルに、エレキギター、ボーカル、ドラム&ベース(リズム隊はどちらもシンセで打ち込み)、あとコーラスか。ギターに関しては“キュオヽヽン”というピックスクラッチを曲中に二回やりましたが、実は原曲で一回も演られておりません。ただマーシーよりマーシーでしょう、わたくしのギターの方が。ボーカルに関しても“オーイエー!!”というシャウトを曲中に二回入れましたが、実は原曲で一回も叫ばれておりません。ただヒロトよりヒロトでしょう、わたくしの歌の方が……いやチバユウスケでしょう、いやライヴの時の吉井和哉(それも90年代の頃)でしょう。


撮影の前日から仕事仕事で一睡もせず右頬に大きなニキビが出来た
(メタモルフォーゼ3倍)

 撮影時の服装は、WEGOのミリタリーシャツを新古品(中古だが未使用状態)で安く手に入れたので早速着用、下はいつもの黒デニム。何かの雑誌インタビューかいつかのライヴで、ヒロトこういう格好してなかったっけ?という記憶が脳裏を掠め、気づいたらこの服装で撮影しておりました、近所の古民家を借りて。


以上、メタモルフォーゼは4倍なのです──拝啓、寺西和哉様

 四半世紀ほど前に幼稚園のお遊戯会で、わたくし“花咲か爺さん”を演った事があるので、今回のカバーMVでは桜吹雪をお見舞いしてやりました(歌詞にも“桜の道”と出てくるし、都内も既に開花宣言したし)。お遊戯会の時は灰の代わりに切った新聞紙を撒いたがね、今回は桜の花びらを模した造花の紙切れさ、どうだ綺麗じゃろ(MV観てね)。


撒き散らかした花びらを綺麗に掃除するのに一時間半かかった(馬鹿)

 改めましてヒロトさん、お誕生日おめでとうございます!!ちなみに昨年のヒロトバースデーには、英パンクバンドの“シャム69”を演ったのよ(知り合いの何人かに「あのカバー最高」と褒めて頂いた、やったね)!!


 引き続きロックンロールしてゆく、またね。


2020年2月29日土曜日

「Nori MBBMのカバーMVシリーズ」まとめ2

皆様こんばんは、ノリ・エムビービーエムです。

 我がバンド・Unfinished Ballades、Cosmic Halls、またソロの弾き語りライヴ活動に加え、もっと評価されるべき世の名曲や知られざる佳曲たちを独自のアレンジによってYouTube上で披露してきた「Nori MBBMのカバーMVシリーズ」、昨日の奥田民生のカバーで20本目となったので、MVの11~20作目を紹介する“まとめ2”の記事をここに作成いたしました。

 ※カバーMV・1~10作目の“まとめ1”の記事はこちら


 今回の“まとめ2”の楽曲達は──“まとめ1”が謂わばルーツに根差したロールなら、それと引き換えに、文字通りオルタナティヴに──オルタナティヴなロックを演りたい放題に演った、という訳であります。伝わらない人の為に非音楽的な言い方をすれば、“まとめ1”が素直に楽しむ私、“まとめ2”がひねくれて格好つけている私、という事であります。

 それからレコードのA面・B面の様に、前半11~15作目が平成の終わり、後半16~20作目が令和のはじめにレコーディング&撮影されたものであり、移り変わる時代の混沌の中で“グラム歌謡メタル野郎”として在り続ける私の、その違和やコントラストを、Nori MBBMによる異化効果を、MVから流れる不協和音のハーモニーを、いつまでも新鮮に楽しんでもらえたら、何より本望で御座居ます。


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「Nori MBBMのカバーMVシリーズ」まとめ2


11.「Just Like Honey」(1985, The Jesus and Mary Chain cover)

 ザ・ジーザス・アンド・メリー・チェイン、1985年の作品(作詞・作曲:ジム・リード&ウィリアム・リード、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2019年2月にアップ


12.「ビー玉」(1991, スピッツ cover)

 スピッツ、1991年の作品(作詞・作曲:草野正宗)。カバーMVは2019年3月にアップ


13.「少年院脱走 Borstal Breakout」(1978, Sham69 cover)

 シャム69、1978年の作品(作詞・作曲:デイヴ・パーソンズ&ジミー・パーシー、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2019年3月にアップ


14.「Molly's Lips」(1988, The Vaselines cover)

 ザ・ヴァセリンズ、1988年の作品。ニルヴァーナが1992年にカバー(作詞・作曲:ユージン・ケリー&フランシス・マッキー、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2019年4月にアップ


15.「人殺し」(2004, ROSSO cover)

 ロッソ、2004年の作品(作詞:チバユウスケ、作曲:ROSSO)。カバーMVは2019年4月にアップ


16.「Gigantic」(1988, Pixies cover)

 ピクシーズ、1988年の作品(作詞・作曲:キム・ディール&ブラック・フランシス、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2019年11月にアップ


17.「Come Home」(1996, Placebo cover)

 プラシーボ、1996年の作品(作詞:ブライアン・モルコ、作曲:Placebo、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2019年12月にアップ


18.「骨まで愛して」(1966, 城卓也 cover)

 城卓也、1966年の作品(作詞:川内和子、作曲:文れいじ)。カバーMVは2019年12月にアップ


19.「月世界の白昼夢 Moonage Daydream」(1972, David Bowie cover)

 デヴィッド・ボウイ、1972年の作品(作詞・作曲:デヴィッド・ボウイ、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2020年1月にアップ


20.「The STANDARD」(2001, 奥田民生 cover)

 奥田民生、2001年の作品(作詞:奥田民生、作曲:奥田民生&アンディ・スターマー)。カバーMVは2020年2月にアップ


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 いろんな文学を目の当たりに、人、人、人とも話をすれば、全ては違って全ては同じく出逢う、と知る。

 具体例はこれ、「Nori MBBMのカバーMVシリーズ」は各自異なる歌の型、あゝ泡沫(うたかた)……しかし歌い、演奏する、その音選びは、音色運びは、泣いても笑っても自分だ。

 各人のそれの同じは、確認された前提条件は、しばしば地球や宇宙と考えられてきたが、何よりも同じは自分だったということ、地球や宇宙より小さい代わりに、と言っては何だが、普遍的ないし不変的だ。

 今日も君は己に見合うだろう、昨日の俺に出逢うだろう、そんな意義を見つけたり、また明日カバーしたり、したり顔は此処でこそしたり、我、有意義なり。


 YouTube公式動画チャンネル「MBBM burning project OFFICIAL CHANNEL」では、我が音楽活動、バンドやソロ、当カバーMVシリーズの他、過去のライヴ映像なども観る事ができます。

 貴方の人生の形容し難い時間を歌や言葉にして、これからも真心を込めて出来るだけ記録いたします。


 どうか末永く、ご愛顧くださいませ。

 Are you burning?ドグマッ