昨日13日のアンコール渋谷にお越し頂いた方々、どうも有難う御座いました。殺気立つよな最高のライヴでした!
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元々この日は、最低限の装備でライヴを成立させる為に武者修行として続けている“MBBM Unplugged”というアコースティック編成で出演するつもりだったんだけど、アンコール渋谷が「エレキ使用OK」との事であったので急遽、しんさんエレキ(テレキャス)、ユージさんベース(サンダーバード)となったのだ(カズ兄はフェンダーのアコギ)──名目上、急にMBBMの初ライヴとなった訳。
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ライヴタイトルを「BEATLESS 4 GUYS (BEATLESS FOR GUYS)」と題し、“ビート亡き4人の男(ビートを失くした野郎ども)”って感じで演った。今まで何人かセッションしたりしたんだけど、中々ドラマーが定着しなくてね。ドラムレスの極みってのも探してみるか、というのが今のテーマ(とは言いつつもドラマー募集中)。
あと今回のテーマ、ビートルズの4枚目のアルバム「Beatles for Sale」にも掛けている。超多忙を極めながらも、事務所との「年2枚のアルバムを出す」という契約を守る為に、クリスマス商戦に向けて“ガガガっ”と作られたアルバム「Beatles for Sale(ビートルズ売り出し中)」。仕事だなんだ関係ない!多忙を言い訳にすんなライヴやりまくれ!!縦いドラムのビートがなくても!!!そんな心意気が「BEATLESS 4 GUYS (BEATLESS FOR GUYS)」だ。
俺たち4人もあの4人の天才にあやかろう──ビートルズは音楽の偉大な発明家だから何かと関わっといた方が良い──セコイか?
冗談はさておき、ドアーズとかヴェルヴェッツ、早川義夫さんのいたジャックスみたいな60年代のアヴァンギャルドなバンド、そう、ジャズあり、パンクあり、ブルースあり……そんな何でもありなサイケデリックなバンドも結構好きなんだが、目下イメージするところはそんなとこか?目標というか理想郷というか。ヴェルヴェッツの「Sunday Morning」とか、ジャックスの「時計をとめて」みたいな曲も書きたいな、あの世みたいな超メルヘンなやつ。
まあそのヴェルヴェッツやジャックスにもう少しビートを効(き)かせたら、ストゥージズや村八分になるよね──そして最終的にはスラッシュメタルまで行きたいよね、MBBM。
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因みに、前回6日(東高円寺カットウ)と今回13日(アンコール渋谷)のライヴで着ていた私のジャケットがこちら。
元がこれ、高円寺の北口にある“THE GATE”っていうお気にの古着・雑貨屋さんで入手した900円のジャケット!!生地や裏地もしっかりとしていて、在庫処分の古着とはいえ、とても900円とは思えない(これとは別に在庫処分セールに出ていた金ボタンのジャケットも格安で買ってしまった)。襟が大きくて好きなヤツ──
その900円のジャケットを“俺仕様”にカスタマイズする為、型紙を作って赤いスプレーをブシューッとした訳であります。
昔、プラモ作りながらよく手を切っていた俺ら、ある意味赤いスプレーいらずだな
背中には“殺生(せっしょう)”の二文字がドドン──“殺生”ってのは勿論ウチのバンドの鉄板ソング“殺生ワード頭蓋骨”から──通称「殺生ジャケット」と呼んでいるMBBMの特攻服である。これ着ると気合入るんだ……殺生とは詰まり、アイ・キル・ユー
で、6日の東高円寺カットウのライヴでは、その「殺生ジャケット」の下に“般若心経Tシャツ”を着ていたのだ。“殺生”も仏教用語だけど、この日の俺は完全に“後光”が差していただろう──
この“般若心経T”もTHE GATEのオリジナル商品らしく、店員のお姉さんに「ウチで作った商品なんですよ、買って頂いて嬉しいです」と言われ、「今度ライヴで気合い入れる為に、勝負服として着ます」と約束したのだった。
共演した方からも着ている服についてご指摘があって、それはそれは不思議がられたけど──「こいつヤヴァイ系?」って──そもそも2か月前に新曲
「Helloボーイ!仏教ガール!」 ってのを作っていたからね。この曲も早くライヴで披露して、歌詞中にあるお経をみんなで唱えたいぜ!!
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ギターのしんさんから、殺生ジャケットを着てギターを担ぐと“生”の方が隠れて、ずっと“殺”しか見えないんだけど、って指摘がありました。※写真はライヴハウスへと向かう途中、渋谷の地下通路にて
こんな格好の私と渋谷の街中とか、親子連れの多い休日のショッピングモールを一緒に歩いてくれたMBBMのメンバー達に感謝──バンドを続けるって、きっと思い遣りだ。
まだ会場とかセトリとか決めてないけど、来月12月もライヴやるぞい!!