2019年12月31日火曜日

骨まで平成31年、愛して令和元年

今年も終わりだす。ありがとうございました!!



 とりあえず、“骨まで愛して”。

 骨まで愛して平成。ええ、愛しますとも令和。



 2019年はオルタナティヴな一年でしたので、歌謡は歌謡でもノイズまみれにしちゃったの歌謡、今回。ノリの演歌はノイズ演歌、あぁジャイアン遠くなりにけり(たてかべ和也、いずこ)。


 “村田英雄”に“三波春夫”、“クールファイブ”や“ぴんからトリオ”、“ちあきなおみ”だ“藤圭子”……その他、B級カルト歌謡、ムード演歌、カバーしたい曲は山あれど、いっぺんには出来ませぬ、故に、コツコツとやってゆくだけよ


 生きてるかぎりは未だ生きたことなく、平成に居ながら平成が見えず、令和元年が完成しそうで、文脈の中で意味を持ちそうだ。



 だから今ここで、骨まで、骨まで愛してほしいのよ


 さようなら、ありがとう平成、永遠の別れ

 令和元年、らしかったよ、一年




 ではまた、来年!!ドグマッ


2019年12月10日火曜日

おかえりLove Homme♪ ただいまCome Home☆

“裸になって猿みたいにやれ
やりたいうちは猿みたいにやれ
猿より前のもっと前になれ”


~THE YELLOW MONKEY「Love Homme」より~


 おかえりLove Homme♪

 久しぶりにグラムロックわ、このオネエマンも久しぶりワ

 はーい、ノリエムビービーエムですわよ、令和お元気?


 ミーは“グラム歌謡メタル野郎”を自称しているのに、今年はパンクやオルタナティヴに振った一年だったもんで、グラムも歌謡もメタルもあまりせんで失敬こいたわ。取り急ぎグラムよ



 まず、“プラシーボがグラムか?”と訊かれたらば、それは厳密っちゃうと70年代に流行したグラムロックサウンドじゃなくて、明らかにパンクでニューウェーヴでオルタナティヴね(そういう意meanでは今年のミーがカバーするに相応しいと思うワ)。

 偉大なるバンドっちゅーのは、過去や歴史をブチ抜いて画期的であるからにして、例えば自身でやっている音楽は全然グラムロックぢゃないのに、T.Rexやニューヨーク・ドールズの熱狂的ファンだった“モリッシー”というガイもゲイなビーマイベイベーdeスミスちゃんね?80年代サウンドに70年代グラムは微塵もなかったろ?

 かくいうミーもグラムロックをラヴだがね、我がバンド・Unfinished Balladesはグラム的要素を幾ばくか含んでいると自覚するもののグラムロックバンドではないし、メンバーの総意(または相違)が反映されることを望むし、グラムロックはソロの私が好きなだけ演れば良いことなの。


 Coz ミーはスミスもプラシーボも分かるワ、物凄く共感しちゃうワ、以前からカバーしなきゃネ、と思っとった。

 But ミーはプラシーボのファーストアルバム「プラシーボ(1996)」しか持っておらんさかい、そればっか聴きよってからに、プラシーボを語りカバーする資格ないワ、と勝手に思い込みシンドローム。

 日頃、ツイッターで仲良くさせて頂いているグラムメイト(クラスメイトみたいに云う)のhoneyさんが大好きなプラシーボ、なので尚更そう思っていたのかしら。で今回、セカンドとサードアルバムも中古盤でゲッティンし、目下勉強中のプラシーボを思い切ってカバーしたワケね。こうやってセカンド、サードと聴いていくと、ファーストがナチュラルなバンドサウンドだけで勝負したアルバムだったと分かるわね(セカンド以降はギターやボーカルに沢山エフェクトがかけられてなあい?)。サードの9曲目「コマーシャル・フォー・リーヴァイ」とか一聴惚れしたから、こちらもいつかカバーしてみたいワ、うーんとアコースティックでメルヘンに。


 以上の経緯を含めちゃんちゃんこビギナーサーカス、T.Rexの「チルドレン・オブ・ザ・レボリューション」から始めてグラムロック式の敬礼、件のよく聴きまくりまくりすてファーストの一曲目「カム・ホーム」へ雪崩れ込む、というアレンジが突如アイデアぽん(他にT.Rex「20センチュリー・ボーイ」からのプラシーボ「ナンシー・ボーイ」というボーイボーイなカバー案もあった、がグラム過ぎー!今年のミーには)。

 And so 原曲はブライアンのギター変則チューニングでおっぱじめやがるが、ミーはレギュラーチューニングでカバーしたの、これ重大マター。原曲の不協和音感、ダークでゴシックな感じがパー、パーなミーは明るいパンクに寄ったった、これが素のミー、カバーは各々が好きに演れば良い、これで良い、これでいいのだ、天才バガボンド木工用大木凡人。

 At the same time ボーカルにローファイ・エフェクトをかけてみたの。ミーの声がミーにとって聴くに堪えないっつーのはロングロングアゴーな訳で、こんなボーカルエフェクトは最早要らんのだが、普段使わないものを使ってみるのが昨今のマイブームわ。


前回のカバーMV撮影中にギターの一弦を切ったがオルタナなので今回もそのまま撮影

 加えて、服装について述べます(急に翻訳マシーン口調)──わたくし得意のナポレオン(今回はライダース型)に女物のロングスカート、そして真っ赤なシルクハット被ってグラムをあからさまに演って、ブライアンの楽曲の根底にあるグラム魂に敬意を表し、ミーの日本語訳詞もブライアンの心情を最大限汲み取って書いたつもりんぐ。以下、原詞と日本語詞も載せちゃいんティックバーバリアン。


「Come Home」
作詞:ブライアン・モルコ、作曲:Placebo

Stuck between the do or die
I feel emaciated
Hard to breathe I try and try
I'll get asphyxiated
Swinging from the tallest height
With nothing left to hold on to
Every sky is blue
But not for me and you

Come home, come home, come home, come home

Glass and petrol vodka gin
It feels like breathing methane
Throw yourself from skin to skin
And still it doesn't dull the pain
Vanish like a lipstick trace
It always blows me away
Every cloud is gray
With dreams of yesterday

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home


Always goes against the grain 
And I can try and deny it
Give a monkey half a brain
And still he's bound to fry it
Now the happening scene is dead 
I used to want to be there too 
Every sky is blue
But not for me and you

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home



日本語詞:Nori MBBM

さっきから焦って、明後日まで持たない
吐き気、動悸、呼吸器、訳分からない
“すでに栄枯盛衰、ひと通り味わった”と
空の青はブルー、君と僕で意味は真逆

Come home, come home, come home, come home

いっそ混ぜてウォッカ・ジン
ラリって楽になりたい
酒も好き好き
二日酔って楽になれない
まるで口紅、拭っても唇の、上
空は曇ってグレー、天も拭えずに呟いた

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home

ずっと信じたものを“依存”と云う
僕は猿だった、人間に憧れた
やっと分かったよ、居るべき僕の場所と
空の青はブルー、君と僕で意味は真逆

Come home, come home, come home, come home
Come home, come home, come home, come home



 ただいまCome Home☆

 ちなみに今回のMV撮影場所は、中野駅南口にある素敵なバーを貸して頂いたのよん。マスターもアダルティックダンディー柔らかい雰囲気を纏った紳士で惚れましたワ、お旦那にしたいワ。


 っちゅーことでNxt is カバーMVで“グラム歌謡メタル野郎”は歌謡を演るだろう、やはり令和元年なミーがオルタナティヴに演るだろう、ノイズキャンセリングノーキャンセルで演るだろう飲茶楼うまかろうモー娘。CMやってた少年ナイフ歌ってた


ブライアンちゃん、お誕生日あめでとう!!by 女装+すね毛=オルタナティヴ with チェリーレッドのマーチン10ホール野郎

 ではまたBoy or a Girl!!ごっきげんよう(インペリアル・ドラッグでも聴こう90sグラム)