2018年9月30日日曜日

G・L・A・M ~ゴッツいレディのアタイがママよ~

はーい、ノリ・エムビービーエムですわよ。9月も今日で終わりねん☽



 そうそう、本日9月30日はT.Rexのマーク・ボランちゃんのお誕生日なの。グラムの星の王子様、おめでとん☆

 彼の描いた「メタル・グルー」という素敵なグリッターナンバーに、アタシゃ日本語訳詞をつけてルンルンで歌いましたわ。


「Metal Guru」
作詞・作曲:マーク・ボラン

Wow-oh-yeah!!

Metal Guru is it you, Metal Guru is it you
Sitting there in your armor plated chair, oh yeah


Metal Guru is it true, Metal Guru is it true
All alone without a telephone, oh yeah


Metal Guru could it be you're gonna bring my baby to me
She'll be wild you know a rock and roll child, oh yeah


Metal Guru has it been, just like a silver-studded sabre-tooth dream
I'II be clean you know pollution machine, oh yeah


Metal Guru is it you, Metal Guru is it you
Oh yeah, oh yeah, yeah, yeah, rock!


Metal Guru could it be you're gonna bring my baby to me
She'll be wild you know a rock and roll child, oh yeah


Metal Guru is it you, Metal Guru is it true
All alone without a telephone, oh


Metal Guru could it be you're gonna bring my baby to me
She'll be wild you know a rock and roll child, oh yeah


Metal Guru is it you, Metal Guru is it you, yeah, yeah, yeah
Metal Guru is it you, yeah, yeah, yeah
Metal Guru is it you, yeah, yeah, yeah ....



日本語詞:Nori MBBM

Wow-oh-yeah!!

メタルグルー、瞑想中
メタルグルー、何時来る
座って冷たい重たい鉄の椅子


メタルグルー、瞑想中
メタルグルー、何時来る
音のない世界でお待ちしてます


メタルグルー、口説く
僕の夢の恋のベイビー
凄えワイルドなロックンロールちゃうのねん


メタルグルー、恥ずかしい
甘える虎のように夢みる
愛の掃除屋、キレイキレイマシーン


Metal Guru, is it you?
Metal Guru, is it you?…


メタルグルー、功徳
お経が子守歌のベイビー
善悪二元論ロックンロール出ちゃうよね


メタルグルー、瞑想中
メタルグルー、何時来る
音のない世界でお待ちしてます


メタルグルー、口説く
僕の夢の恋のベイビー
凄えワイルドなロックンロールちゃうのねん


Metal Guru, is it you?
Metal Guru is it you, yeah yeah yeah


Metal Guru is it you, yeah yeah yeah
メタルグルー、いつチュー?
「言え、言え、言え」


メタルグルー、いつチュー?
「いえいえ…」

メタルグルー、いつチュー?
「家、家、家?」


メタルグルー、いつチュー?
「いえいえ…」

メタルグルー、いつチュー?
yeah yeah…Yeah!!!!!!!!!




 アタイの詩、どうかしらん?楽曲トラックに関してはね、いつもの赤いストラトちゃんをジャカジャーンと鳴らしましてからに、ドラムは“ズンッタッタズンッタ”の所謂グリッタービートにアレンジいたしましたわ。最後の仕上げにストリングス&シンセをポロポロリンって感じね。



 MVにはね、ワタクシが寄せて集めた「クマーズ11(イレヴン)」に出演して貰ったの。



 「クマーズ11」──それぞれにお名前があるのよ。左から、ワタクシメのお誕生日を着飾る“メイ・ザ・ファース”、両手で抱えたハートを押すと自らの名を告白してくる“アイ・ラ・ビュ”、大きな身体に大らかな心の持ち主“リボン・ド・シロ”、胴体のファスナーを開けると物を収納できる“ペタン・コ・アヲ”、ばってんおめめの“Mr.テディーン”、付き合いが一番長くて14年も一緒に居る“猛田ショウ”、どさくさ紛れに“エルモ”、かつて恋人とお花畑へ行った際に土産物屋から連れて帰ってきた“チェリヲ&ベリヲ”、水玉の浴衣がまあ渋い“甚平ノ助”、クローバーのペンダントを後から付けてあげた“ヨツバユウスケ”、以上11人(11頭かしら?あたま?かしら?うふふ)。本物のクマはおっかないけど、ぬいぐるまれたクマは可愛いものよ。



 そしてクマーズに与えたお家は、高円寺の古着屋に置いてあったアンティーク調のカバンで「これ売り物ですか?」「上の者に訊いてきます……(しばし交渉中)……大丈夫です、売れます!」「有難う御座います、そうしましたら下さい!!」と言ってウチが数千円で買ってきたものなの。外にステッカーがペタペタ貼ってあってイカしてるけど、中も良い感じにハート&お花柄よ。クマーズのお尻がつくところ(カバンの底)には、桜模様の和柄の手拭いが敷いてあるわ。

 あとねん、ミーのお洋服、星柄のボタンシャツも外国のヴィンテージ物で、5年ほど前に高円寺の古着屋さんにて、閉店セールの半額ちゃんで買ったヤツざます(そのお店は下北沢に移転してからも何度か行ったわ)。生地もテロテロしてなくて、カッチリとタフに作られていて、ワイ好みだわ。ナポレオンジャケットは昔、インターネッツの通販で買ったの。お帽子は老舗・ニューヨークハットのヤツで、豹柄がイカしてるでしょ。昔はよくこんなデーハーなカッコで出歩いてたもんだわさ(今は大人しめ……しかし、数年周期で巡り廻るアタイの♪ファッション!レッボリューション!!ノウノウ!エヴォルーション!!←ダンボールバット)




 今回はずっとオネエ口調で失礼したわん。そんな気分なの、私の中のチャンネルが、御免なすって。因みに前回のラモーンズのカバーに引き続き、また神奈川の方まで行って、其処にある“風船の家”という処で、今回のMVを撮ってきたのよ。

 “芸術”の、“読書”の、“食欲”の秋が遂に来たわね!!そりゃみんな貪り喰らうわよ

 ではまたね、ごっきげんよう(♪お化~粧してぇさ・よ・な・ら……チワワをぅ連れて~←“4000粒の恋の唄” by イエモン)


2018年9月16日日曜日

41レクイエム

「そして、あなたがここにおいでになったのも、おそらくは、人を墓地にも、秣桶(まぐさおけ)にも導きよせる、あの精神界に輝く天上の星に道を示されてのことなのです……」
-ドミニス神父

 我が生誕は誰かの辞世、何かの伝道より往生の君、また逢えたね。

 壁が何処か見つめていたり、雲が噂をしていたり、橋が眠たそうにしていたり、風が忘れ物を取りに来る。「何年の何月何日に何々がありました」と覚えている様に、よく見えることがあるし、相手にされないこともある。

 空の色が変わること、朝とか夜が来ること、潮目が変わること、繰り返すだけのこと。「何年の何月何日に何々がありました」と忘れない様に、溢さない様に、一つずつ。


 見つめ合うより心が通じ合うのと、分かり合えないで視覚を共有するのと、ごっちゃになって苦労しちゃう、其処のところを詳細に。

 王道を知りたい餓鬼、知った後で邪道な親父、どちらも道じゃと動じない爺。三人が一人で共有したらば、何も信じなくて良いぢゃん。分かり合えないで、分かち合うぢゃん。

 孤独とは、強い自意識で以て、堕落も辞さない用意がある。折角の機会だから、唯の一つも、お取り溢しなく。何ものか対峙して、時に自意識を捨て、時に身を任せる様に。気負う事なく、敗北もなく、しなやかに。相手が寄りかかって来たら、改めて自意識を持ち、ほら独壇場。


 両想いになる為の片想いでなし、思うに於ける片想い。構われなくてもソッポ向かれても、見兼ねた愛が味方する。恐らく愛されている(その何倍か確かに愛した)。

 中身がなくても大丈夫、行為と添い遂げるつもりなら。
 目的がある場合、有意義な行為となるだけ。
 受動、本能、興奮、恋。
 能動、理性、冷静、愛。

 破壊、破戒、忘れられた罪を重ね重ね、文化の形成。
 共存、共生、自然と私が傷つけ合い、騙し合う。
 憎むか、愛すか、だけ、だらけ。


 憎む派
 「ヤバい奴いんな」
 「ブツブツつぶやいて」
 「気持ち悪ぃ」
 「関わんないでおこう」

 愛す派
 「まあそう言わずに」
 「ライヴハウスかYouTubeで逢いましょう」
 「分かり合えますよ」
 「愛し慕うてます」


 私に貴方の火をください、貴方の命を。それを絶やさずに燃やし続けますから。貴方は私に、私は貴方に生きるのです。


 憎む派
 「貴方は何時かの私」
 愛す派
 「私は何時かの貴方」


 こう唱えてもう、41度目になります。