2018年12月30日日曜日

「Nori MBBMのカバーMVシリーズ」まとめ

皆様こんにちは、ノリ・エムビービーエムです。

 前バンド・MBBMが解散する直前くらいから始めた“Nori MBBMのカバーMVシリーズ”、詰まるところバンド活動以外に「一人でも出来る事をやろう」というのが事の始まりだったのです。

 一昨日アップしたイエモンのカバーでMVが丁度10本目と相成りましたので、今回このブログ記事に纏めてみました。こんなカバー・選曲・アレンジは「世界中を探しても私、ただ一人だけよん」と自負しております!!


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「Nori MBBMのカバーMVシリーズ」まとめ


1.「中産階級ハーレム」(1989, じゃがたら cover)

 じゃがたら、1989年の作品(作詞・作曲:江戸アケミ)。カバーMVは2016年12月にアップ


2.「銀座カンカン娘」(1949, 高峰秀子 cover)

 高峰秀子、1949年の作品(作詞:佐伯孝夫、作曲:服部良一)。カバーMVは2017年5月にアップ


3.「Lucy in the Sky with Diamonds」(1967, The Beatles cover)

 ザ・ビートルズ、1967年の作品(作詞・作曲:レノン=マッカートニー、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2018年5月にアップ


4.「メケ・メケ」(1954, Joe Dassin cover)

 ジョー・ダッサン、1954年の作品。美輪明宏が1957年に日本語でカバー(作詞:シャルル・アズナヴール、作曲:ジルベール・ベコー、日本語詞:美輪明宏)。カバーMVは2018年5月にアップ


5.「ワイルド・サイドを歩け Walk on the Wild Side」(1972, Lou Reed cover)

 ルー・リード、1972年の作品(作詞・作曲:ルー・リード、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2018年6月にアップ


6.「赤色エレジー」(1972, あがた森魚 cover)

 あがた森魚、1972年の作品(作詞・作曲:あがた森魚)。カバーMVは2018年8月にアップ


7.「彼氏になりたい I wanna be your Boyfriend」(1976, Ramones cover)

 ラモーンズ、1976年の作品(作詞・作曲:トミー・ラモーン、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2018年8月にアップ


8.「Metal Guru」(1972, T.Rex cover)

 T.レックス、1972年の作品(作詞・作曲:マーク・ボラン、日本語詞:Nori MBBM)。カバーMVは2018年9月にアップ


9.「センチメントがお好き?」(2007, 毛皮のマリーズ cover)

 毛皮のマリーズ、2007年の作品(作詞・作曲:志磨遼平)。カバーMVは2018年12月にアップ


10.「Song for Night Snails」(1992, THE YELLOW MONKEY cover)

 ザ・イエローモンキー、1992年の作品(作詞・作曲:吉井和哉)。カバーMVは2018年12月にアップ


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 以上で10本!!わたくし“Nori MBBMのカバーMVシリーズ”、如何でしたでしょうか?

 超特濃の愛情と一寸の苦悩と真心を込めて……歌い、奏で、録音・撮影・編集も私がほぼ一人でやったので、己が執念の底知れぬ深さに食傷や拒絶を起こしている人が居たら申し訳ありませんが、「まだまだ物足りんよ!!」という懐の深く器も大きい貴方様には、我がバンドのライヴ映像やスタジオセッション等も観られる「MBBM burning project OFFICIAL CHANNEL」への扉もペタっと貼って置きますので、良かったら観に行ってきまっし!!※怪しいサイトじゃないから安心してネ

 これからも一生懸命、真心を込めて誠実に、バンド及びソロ活動を演って参りますので、信じてついて来て下さいね。


 それでは2018年も有難う御座居ました!!平成最後の、来年もどうぞ宜しく!!


2018年12月28日金曜日

イエモンとマザ~(←ジョン・レノン)の12月28日

本日12月28日は“ナンバーワン・ロックンロールバンド・イン・エイジアン”ことTHE YELLOW MONKEYのお誕生日だ!!そして、おかんのお誕生日だ!!



 という訳で“Nori MBBMのカバーMVシリーズ”、その記念すべき10本目(そう、これで10本目!!)を飾るのは、イエモンの92年のメジャーデビューアルバムのオープニング1曲目「Song for Night Snails」をカバー致しました。

 原曲がもう狙いに狙ったグラムナンバーなので、自分はただギターの弾き語りと打ち込みでいつも通りにカバーしただけです……というのも芸がないので、この曲のモチーフになったであろうミュージカル映画“ロッキー・ホラー・ショー”のオープニング&エンディング曲「Science Fiction/Double Future」を最後にドンと繋ぎ合わせて、自己紹介がてら自作の詩まで勝手に付けて、カバーMVシリーズ10本目の一区切りとなるよな、2018年を締め括る大仰なアレンジを施して演りました。ツイッターの方でもロッキー・ホラー・ショーの件を分かって下さる方が居て、とても嬉しかったです(演った甲斐あったぜRKO)!!



 吉井さんが“夜行性のかたつむり達”に捧げた歌なので、MVにも蝸牛(のフィギュア)を登場させましたぞ!しかも殻にはボウイ様の、アラジンセインの、あのグラム期を象徴する額の稲妻マーク(元ネタはナショナル[現パナソニック]のロゴ“Nマーク”)も、ご丁寧に付けてやったのだぞ!イカしてるでしょ?え、このタコ?興味ないって?満足してんのお前だけだろって?そうかもなドクターエ~ックス★


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 あゝ今日は武道館でイエモンのお誕生日ライヴ“メカラウロコ29 -FINAL-”だよ、行きたかったなあ、、年末も年始も仕事だよ、久し振りに家で紅白とか観て年越ししたいなあ……なんて、いかんいかん愚痴ってもうた!!

 今日はイエモンのお誕生日だし、俺はイエモンと同い年でメカラウロコ“29”とはつまり俺も“29”歳になったという事だし(毎年言っている)、ウチのおかんのお誕生日だし(また言っている)、昨日はおやじのお誕生日だし(おかんと一日違いなんである)、まあ人との御縁を殊更に感じるのが日本の師走というものであります。

 ツイッターの知り合いにもメカラウロコへ行かれる方が居て、今からライヴレポが楽しみである。今年はどんなレア曲を演るのかな?


 “Nori MBBMのカバーMVシリーズ”も一度、このブログで纏めよう。

 それでは年末奉公に行ってきまする!!


2018年12月23日日曜日

俺は今さらボヘミア~ン(←葛城ユキ)の12月23日

一昨日は21日に映画「ボヘミアン・ラプソディ」を遅ればせながら観て参りました!!


Unfinished Balladesのしんさん(左)にCosmic Hallsのそまちゃん(右)と私の3人で鑑賞

 ご存知の通り各メディアで猛プッシュされている上に、私の好きな著名な方々も「オープニングで泣いた!!」「今年イチの映画!!」と大絶賛していたし、イエモンの吉井さんも11月のピンク(←ブログね)で「泣きすぎてマスクびしょびしょになったよ」と書いていたので、「これは“DVDで後で買う”とか“配信されたらパソコンで観る”とかの映画じゃないな」って、まんまと運命を感じ、あの志磨さんが「良い映画館みつけちゃったなあ」とドレスマグの付録ラジオで話していた“立川シネマシティ”まで観に行ってきたのであります。何よりグラムロッカーを自称するものとして、“クイーン”と“フレディ”は避けて通れないのだ!!


立川シネマシティ前に佇むCosmic Hallsのそまちゃん

 ※以下、ネタバレあるので映画の内容を知りたくない方はご注意を

 最初に手前の感想を言わせて貰うと「おいフレディ!おい皆の衆(←村田英雄)!全然泣けないぞ、この映画!!」ということ。(メンバーのブライアンとロジャーが製作に関わっていたのもあるだろうけど、)我がまま放題で周りを振り回しながらスターダムにのし上がってゆくフレディの描写に感情移入できず、モヤモヤしたまま本編終了。一緒に観たしんさん、そまちゃんとも話しましたが、個人的に泣きどころはなく、大絶賛していた人達と「貴方の心の何処に大ヒットしたの?」って、じっくり話がしたい気分です。喧嘩とか討論でなし、純粋に教えて欲しい。

 何かこう書くと偉そうな批評家みたいで嫌だし、クイーンとフレディとブライアンのレッドスペシャルのサウンドは関係なく好きだし、映画が完成するまでの紆余曲折(脚本段階からバンドと製作側で一悶着あったり、撮影終盤に監督の交代があったり)も、役者さんの役作りに対する執念や労力も事前に調べて知っていたのだが、多くの方々の様に手放しで感動できなかった。「皆の誉めているものが気に食わん!」「俺は他と違う感性を持っているんだ、どうだ!」っていうのでもない。誰の感想も評判も聞かずに先入観なく鑑賞していたらば、少しは感動したのか泣けたのか、それも今となっては分からない。



 これで映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て感動した方々を不快にさせてしまったら、またこれから観るのを楽しみにしている人にとっても、本当に申し訳のない事です。作品の深みや物語の多層性に手前で気付いてないのかもしれません。


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 ここまで書いておきながら説得力ないけど、“グッ”ときたところは幾つかありました(ここから巻き返してみせましょう)。まず、映画のタイトルにもなっている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が世に発表される迄の波瀾万丈な経緯について。

 筆者自身、二年程前に“金星のアフロジニー”という詩を書いた際にバンドのメンバーから「誰だよ!」と失笑された経験があるのですが、フレディの方はドラムのロジャーから「ガリレオって誰だよ!」と自作曲の詩について小言を挟まれ、レコード会社の重役からも「こんな曲、売れねえよ!」と言われ、一旦は契約交渉が決裂してしまっても、知り合いのDJに駆け寄ってその曰く付きの曲を(発売前にもかかわらず)ラジオで流して貰う様に強引にお願いするという……この徒ならぬ執念にはグッと来ました。並大抵のバンドマンと違ってフレディは楽曲に生い立ちや心血をたんと注いでしまうから、他の奴等からしたら全ての言動が“トゥーマッチ”になってしまう運命なのである。

 だがしかし、自分の作った大切な曲を理解のない者から好き勝手に言われ、誤解され、本当は名曲として世の中に評価される顛末も本人は知っているのに、見えているのに、それまで歯痒かったろうな、長かったろうな、フレディ。


 それから、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞の解釈は人それぞれで全く異なります(ブライアンもその核心には触れようとしてこなかった)が、“ママ、人を殺してしまった”“生まれてこなければよかった”という詩を(恐らく殺人を犯した事のない)フレディ自身に重ねた時、この映画で描かれたシーンの数々が眼前に蘇り、やっと鳥肌が立ち、ようやく涙が零れ、遂に胸がギュッと痛くなったのです(ただ、この映画を大絶賛していた人達と手前の感動が同じものとは思えないし、手前の方は上映中でなし帰宅後に、という訳です)。


 彼女の心はとっくに離れているのに「電気をつけて!お酒を持って!乾杯!」と窓越し、電話越しに強要する哀れなフレディ。

 自身のコンプレックスである特徴的な前歯や性的嗜好について、配慮のない周りにも決して弱さを見せないフレディ。

 家族と最初から最後まで完全に分かり合えず、自らの出生名を勝手に変えたり、同性の恋人について両親や妹から理解し難い表情をされても、「父さんの言っていた“善き行い”をしてくるよ」と、自分の生き方を貫き通してライヴエイドの会場へ向かうフレディ。


 映画の最初から最後までを思い出して、今さら感動しております。己が已だ“巳年”且つ又“牡牛座”の身でありますから、どうかご容赦ください。

 “ママ、人を殺してしまった”──その人って、家族がかつて望んでいた、好青年になるはずだった、もう一人のフレディではないか。“生まれてこなければよかった”って何を今さらそんなこと、視界がぼやけて文章打てまscbけsjbfk


 やっぱり俺らグラムロックが好きだ。自分を一人殺したからにゃ、殺した方の自身は誰よりも明るく元気に、派手で大袈裟に、過度で完璧に、濃密にグラマラスに生きていかないと──フレディ・マーキュリーみたいに


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(左から)そまちゃん、しんさん、拙者、カズ兄

 映画鑑賞後、前バンド・MBBMのカズ兄とも合流。MBBM、Unfinished Ballades、Cosmic Hallsと己が歴代のバンドメンバーが一堂に会するのは初めてで、忘年会らしい忘年会となりました。また集まりたいし、こんな長文を読んで下さっている貴方にこそ私は逢いたい。

 これを書いている今日、12月23日はしんさんのお誕生日。おめでとうございます!!これからも末永くギターをギュイ~ンして下さい!!!


 また年内に記事を書く、それではまた


2018年12月5日水曜日

祖父と毛皮ズと私~(←平松愛理)の12月5日

ここ1、2ヶ月は悲しい事があったり、仕事でもプライベートでも色々と躓く事が多くて、ブログの執筆や音楽活動が思う様に出来ておりませんでしたが、ここからまた一生懸命やって参りますので、宜しくお願いします(以前より強くなりました)。



 今回の“Nori MBBMのカバーMVシリーズ”は前々回のブログ記事でもちょろっと予告していたのですが、我が青春のロケンローバンド“毛皮のマリーズ”からお気にの曲である「センチメントがお好き?」をカバー致しました!!

 原曲は“毛皮ズ”のインディーズ時代の2nd「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」に収録されているオールディーズ風のナンバーですが、今回の手前のカバーでは原曲のレトロな雰囲気を踏襲しつつ、いつもの打ち込みを更にエスカレートさせて仕上げたので、謂わば“オールディーズ・テクノ”或いは“ウォール・オブ・テクノサウンド”って感じ?


 使用楽器は愛用のシンセサイザー(日本が世界に誇るコルグ製!!)のみで、自分史上一番シンセを重ね、ピアノやらストリングスやらアップライト風ベースやらやらやらやら……シンセだけで20トラック以上、アナログな手弾きで多重録音!!原曲の対極を演ってやろうってことで、ギターなど生楽器は一切使っておりません。

 MVを視聴されて「言うほどシンセ鳴ってなくね?」と突っ込む輩も居るかもしれないが、何せボーカルとコーラスにハンドクラップ以外は全てシンセの打ち込みだから、(薄い電子音に厚みを持たせるため)ピアノだけでも4トラックは使っているし、後はもうただひたすらシンセの上にシンセ、そのまた上にリヴァーブやディレイ等のエフェクトを重ね……って感じで、ギターの弾き語りからトラックを作るより「シンセで一から作るのは疲れるなあ」という、まあ作者の私的な所感でしかないか。とりあえず今回はシンセだけで頑張り過ぎたので、今後しばらくはまた安定のギター弾き語りスタイルに戻りそうな気配……



 MVの撮影場所については自宅から徒歩15分位の場所にあるラブホテルでありまして、高円寺でHな事ばっかしている人には有名なとこです(私は使わないが)

 其れというのも此の「センチメントがお好き?」という楽曲、作者の志磨さんがバンド一本で食えなかった頃、「エッチなビデオ屋で働いてた時にレジの受付しながら仕事中にコソコソ作った」といった事をドレスマグの付録ラジオで話されていたので、「それならエッチなラブホで撮るのが丁度良いか」と思いついた次第、それだけの話。


 それからツイッターでも呟いたけど、12月5日が父方の祖父の誕生日だったので、何となくお祝いの意味も込めて本日、カバーMVをアップしたのですが、この“センチメントがお好き?”が収録されたアルバム「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」の発売日も12月5日、更に“毛皮ズ”の解散ライブDVDを先ほど観ていて気付いたのですが、その武道館での解散ライヴも12月5日。

 じいちゃんにとっても毛皮ズにとっても大切な日だったとは、、やるなあ山勘の直観の第六感ないし何某かの運命!?と自己満足の一日でした★(ブラックスターッ)


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なおさんの愛機フルセット(わざわざ機材車まで出してくれて有難い)の図

 その上さらに今日はUnfinished Balladesの初音源のレコーディング、その第一段階となるリズム録り作業も演ってきたのであります(私はギタボなので今回はレコーディングせず、ただ機材運びやマイクのセッティングを手伝っただけ)!!まだドラムとベースだけですが、(夏頃から演ってきたプリプロを元に)既にめちゃくちゃエグい音とアレンジで録れているので、これは名盤になると断言しておきます。

 ドラムのなおさんもベースのしゅうさんも、収録予定の楽曲をレコーディング用の新たな譜面に起こして来てくれて、一つ一つのキメのフレーズなんかもライヴの時とはまた違うパターンでぶちかましてくれて、一同とても気合いが入っております!!

 現場にはプロのエンジニアスタッフの方も入れて「こんなレコーディングの仕方アリか!?」の連続で驚いたし、勉強になりました。最近のレコーディング技術やパソコンの編集技術は凄い……朝の8時30分から約10時間に渡る長丁場、本当に皆様、お疲れ様でした!!


 後日、己がボーカルとギター、しんさんのリードギターを録って、レコーディングは終了、最後のミックス・マスタリング作業もプロの方に依頼してあるので、完パケまでの流れは完璧です。

 バンドの初音源ができたら配信かCDプレスか、平成が終わる迄には皆の手元へ楽曲が届く様に致します(日々の作業時間も予算もそう多くは取れないので、発売までの予定はゆるりと進めて参ります)。



 Unfinished Balladesの初音源の方も、どうかお楽しみに!!