2018年7月8日日曜日

“口づけと死”の後で──レコーディング宣言

大衆の上におよぼすこの絶大な支配力、大衆の感情も生活も、ただ一人の人間の魂に集約されるというこの事実を前に、突如私は、栄光のために身をささげつくそうと心にきめました。かつてドルイド教の巫女たちがゴーロワ人を犠牲(いけにえ)にささげたように、今やフランス人ののどもとを断ち切らんとしている今日の巫女たる栄光にです。
-フェリックス・ド・ヴァンドネス

 ちょうど1週間前、久し振りに演ったUnfinished Balladesのライヴ。約1年ぶりに出演した池袋アダム、観に来て下さった方々ありがとうです!!今年はレコーディングに専念するつもりなので、最近ライヴ不精ですまぬ。



 観に来てた友達が1曲だけ撮ってくれていたので、ここにアップしておきます──それがたまたま今回、リハーサルから気合いを入れていた「Kiss and Death」でした。以前までは判然としなかったギターソロやスライド、ブラッシングなどを意図的に鳴らして、さらに凶暴化させました。

 諸事情あって一緒にやってきた“あやさん”に代わり、5月のリハーサルからサポートで入ってくれた“しゅうさん”のベースも随所でバキバキ鳴っていて、最高の仏滅ライヴでした!!


 その他の曲も毎回リハーサルでアレンジを重ね、前バンドの時から演っている「Black Star Twinkle」や現バンドのテーマ曲「Unfinished Ballades」なんかはより壮大なロックオペラ的アレンジとなり、ギラギラしたグラム感が増し増しでアタシゃご満悦です。

 しんさんの作った「横浜ブレードランナー」は敢えてギターを弾かない部分を増やし、テンポを変え、メリハリをつけたことで、お客さん、共演者、スタッフさんから総じてウケが良かったし、個人的には昨年末に書いたハードコアナンバー「Anti-aging Music Rising」が今後、最強の武器になるだろうな、と確信を得る事が出来ました。これからも“キュオォォン”とハウらせてもらいます!!

 一年半ぶりに共演したシャム猫不発弾さんと“BJC談義”も出来たし(笑)、打ち上げで全共演者とも語り合えて、仏滅にしては愛のあるイベントでしたワ。


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 ライヴの話が長くなってしまいましたが、Unfinished Balladesの正式な音源をまだ出せていなかったので、これからレコーディングに入ろうと思います!!その前に何度かスタジオに入って、プリプロする予定だけどね。

 前バンドのMBBMから数えると3年以上、ギターのしんさんと共にライヴで鍛え上げてきた楽曲たち。必ずや音源として形に残したいと思っております。プロのエンジニアを入れて、ミックスやマスタリングまで抜かりなくやります。命懸けます。


 楽曲は完璧、役者は揃った。皆様に良い報せが出来ます様に、全身全霊で演って参ります。

 それではまた!!