2020年5月2日土曜日

おのが年齢早見表 –ドントトラストオーバーサーティー編–

【Nori MBBMの場合】

31歳→29歳
32歳→28歳
33歳→27歳
34歳→26歳
35歳→25歳
36歳→24歳
37歳→23歳
38歳→22歳
39歳→21歳
40歳→20歳

41歳→19歳
42歳→18歳
43歳→17歳
44歳→16歳
45歳→15歳
46歳→14歳
47歳→13歳
48歳→12歳
49歳→11歳
50歳→10歳

51歳→9歳
52歳→8歳
53歳→7歳
54歳→6歳
55歳→5歳
56歳→4歳
57歳→3歳
58歳→2歳
59歳→1歳
60歳→0歳


 ただのメモだ、気にするな。西暦よりあからさまに記した。記載のない年齢は念頭になかっただけだ。

 君にだけ打ち明けよう──おのが年齢


 ドグマッ


2020年5月1日金曜日

31歳29歳:feat. COVID-19

どうも31歳です!!ここから60歳を0歳として赤ん坊へ戻って行く、と今しがた決めたので、一歳一歳いちいち若返っていきます??(とすると31歳は俺の29歳)



 外出自粛要請だろうが緊急事態宣言だろうが誕生日はやって来ますね、こちとらグラムロック、グラムロッカーですよ!!聖地(或いは性地)・新宿二丁目でニューヨーク・ドールズですよ!!!

 ニューヨーク・ドールズはね、ジョニー・サンダースのクスリ漬けの危なっかしいフラフラのギターがね、聴く者の耳や胸を闇雲に刺しに来るんですが、今回はアコースティックな「ロンリー・プラネット・ボーイ」です──なんですかエレキを止めて、急に優しくしてきて、寂しがり屋さんですか貴方は、ミーにこっそり打ち明けるんですか、素直な表情を見せたりするんですか、しかし初めて聴いたその日から好きになりましたよ私は──そんな愛くるしい楽曲です。


店内には虎の頭が(カービィも何匹か居た)……グラムロックだ、ボランちゃんだ

 早速いつもの様に、英語の原詩と我が日本語詞を載っけときます(ジョニー・サンダースがソロになってからのライヴでも歌ってたから制作に関わっているのかと思いきや、クレジット上は作詞作曲すべてボーカルのデヴィッド・ヨハンセンなんだね、ギターリフくらいはジョニーが考えた気もするけど)。


「Lonely Planet Boy」
作詞・作曲:デヴィッド・ヨハンセン


It's hard
It's so hard

And it's a lonely planet joy
When I'm  in the sun from your the other boys
That's when I'm a lonely planet boy
And I'm tryin', baby for your love
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, you pick me up
You're out a-drivin' in your car
When I tell you where I'm goin'
You're always tellin' me it's too far


Well how could you be drivin'
Down by my home
When y'know, I ain't got one
And I'm, I'm so all alone
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's a lonely planet joy
When in the sun from your other boys
That's when I'm a lonely planet boy
And I'm tryin', oh, I'm cryin', baby for your love
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's so lonely
Whoa, whoa, whoa, yeah

Oh, can't you hear me callin'
I'm a thousand miles away
And I don't wanna stay
I'm thinkin' words I gotta say


'Cause I wanna be there witcha
And I know what to bring
I remember from the days
You got over everything
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's such a lonely planet joy
In my sun from your other boys
That's when I'm a lonely planet boy
And I'm tryin', I'm cryin'
Can't y'see I'm dyin'
Baby, for your love


Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah


My little runaway…


日本語詞:Nori MBBM

ハード
人生がハード


孤独な惑星の僕です
他の男もそうですが
まさに“ロンリー・プラネット・ボーイ”は僕です
愛されたくて
Whoa, whoa, whoa, yeah


僕を拾っておくれよ
君の車ん中
行く先どこだろうと
君は遠い目か


目的は訊かないでドライヴに
お家はどこ
わかりません、だって無いもん
ひとりぼっちはここで降ろされます
Whoa, whoa, whoa, yeah


んでもって
孤独な惑星の僕です
他の奴よりそうです
僕が“ロンリー・プラネット・ボーイ”
がんばっちゃうもんね、寂しいもんだよね
LOVE LOVEしようね(by 吉井和哉)
Whoa, whoa, whoa, yeah


Oh, it's so lonely
Whoa, whoa, whoa, yeah


ちょっと聴いておくれよ
彼の彼方から
此処から出ようよ
空っぽの殻から


君のそばが良い
君がしたいこと
忘れていたことのすべて
僕が思い出す
Whoa, whoa, whoa, yeah


お別れに
孤独な惑星の僕です
歌う太陽光線、僕が
“ロンリー・プラネット・ボーイ”
がんばっちゃうもんね、寂しいもんだよね
それもあるんだよね(by 吉井和哉)
消えたくなるね


Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah
Whoa, whoa, whoa, yeah


僕の可愛い現実逃避…



 この訳のポイントは、原詩の意味を踏まえながら、吉井さんの歌詞も引用したところかな?(イエモンのグラム歌謡メタル野郎な大名曲「LOVE LOVE SHOW」ね)

 (by 吉井和哉)って箇所がそうなんだけど、これはバクチクの今井さんが「Sid Vicious ON THE BEACH」ってナンバーで(昔から思ってたけど凄いタイトルね)、スターリンの名曲「ロマンチスト」の代表的なサビの一節を(by 遠藤ミチロウ)と表記して引用していた、その更に引用です、引用というやり方の引用です(ややこしいわ)。あと今井さんはキング・クリムゾンも引用してるわね(“混乱こそ我が墓標とつぶやいたーあっ、あ~あ”ってところエピタフってる)


この目に見覚えない?そう、もう始まっちゃってるんだよね(関暁夫)

 ちなみに、歌前の私のセリフはドールズの代表曲「ルッキング・フォー・ア・キス」より、最後のセリフはドールズのみならず全パンクスにとって永遠のアンセムである「トラッシュ」より、それぞれ引用(てか引用しすぎじゃね)。“ニューヨーク・ドールズのことが大好きです”ってことを分かって欲しくて(そかそか、なら許す)。

 それから歌をレコーディングした日が、たまたまジョニー・サンダースの命日4月23日だったので(「歌っちゃおうかな♪」と思った当日、なんとなくジョニーのことをネットで調べてビックリおったまげ)、ジョニーへの御挨拶も急遽、曲中に入れときました。俺が2歳になる直前に黒い星になったけど、そちらでは疫病など流行ってませんか?変わらずに、お元気ですか?


新宿二丁目のジェンダーがフリーなバー、次は撮影じゃなしに女装して行くワん

 撮影時の服装に関して、ニューヨーク・ドールズだからね、家にあった厚底がブーツでなくラバーソールのスニーカーだったのでソレを履き(パンクでしょ)、あとはドールズがいなきゃ出て来なかったであろう80sグラムメタルなモトリー・クルーのパンクTと、去年のhideさんのお墓参りの時も着ていった大切なレザーのナポレオンジャケット(高かった)が背徳この上なかったので、こんなコーディネートになりました。あとは黒のキャスケット帽ね、とってもドールズでジョニサンっしょ、ポリスハットがあれば尚良かったけどね。


入口から牢屋だし、足枷の鉄球がぶら下がってるし、牡牛のミーを帰らせない仕様でした

 今回はドールズの歴史的名盤(エアロスミスもキッスもピストルズもひれ伏す)であろうファーストアルバムからの選曲でしたが、個人的にはカラフルでポップで限りなく安っぽいセカンドの方がもっと好きなんだよね。

 ドールズのファーストはやっぱり“デキる長男”って感じで、堂々とした風格や燻し銀の様な凄みがあるし、パンクだしグラムだしハードロックだしブルースだしフォークだし、問答無用でジャンルを越えた名盤なのは理解できるものの、セカンドの“めちゃアピールしてくる割に大して凄くない弟”って感じ、これぞ紛れもなくお馬鹿なグラムロック☆全曲ホント好きよ“Too Much Too Soon”マジL-U-V

 今日はドールズのセカンドを聴きながら寝ようzzz


~~~~~~


 最後に、今回の世界的なコロナ禍で思ったことは、ここ日本でも先行きが見えず、多くの人が職を(学生なら学業を)失くし、おまけに外出も控えて密にならずに過ごすということ、個人的にいつもと何ら変わりないし、いや生活面では人並み以上にあったけど、精神的には何の変哲もなし。仮にこの新型コロナがおさまっても、自由になったとは誰よりも思わないだろうし。


 いままでも、これからも

 へい、ろんりーぷらねっとぼーい
 へい、しょうようじざい
 へい、ぐらむろっかー

 いままでも、これからも

 グラムロックや歌謡曲やヘビィメタルやシャンソンが禁止されたり息絶えてしまったら、それは滅茶苦茶に心底堪えるだろうが


 ミーやユーが亡くなったりしたら、それは仕方ない


トイレ前のディヴァインが俺に呟いた──「Happy birthday to you」──パーン

 
 それでは皆様、くれぐれも無理なさらずに。

 また逢う日まで、お達者で!!