2018年12月5日水曜日

祖父と毛皮ズと私~(←平松愛理)の12月5日

ここ1、2ヶ月は悲しい事があったり、仕事でもプライベートでも色々と躓く事が多くて、ブログの執筆や音楽活動が思う様に出来ておりませんでしたが、ここからまた一生懸命やって参りますので、宜しくお願いします(以前より強くなりました)。



 今回の“Nori MBBMのカバーMVシリーズ”は前々回のブログ記事でもちょろっと予告していたのですが、我が青春のロケンローバンド“毛皮のマリーズ”からお気にの曲である「センチメントがお好き?」をカバー致しました!!

 原曲は“毛皮ズ”のインディーズ時代の2nd「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」に収録されているオールディーズ風のナンバーですが、今回の手前のカバーでは原曲のレトロな雰囲気を踏襲しつつ、いつもの打ち込みを更にエスカレートさせて仕上げたので、謂わば“オールディーズ・テクノ”或いは“ウォール・オブ・テクノサウンド”って感じ?


 使用楽器は愛用のシンセサイザー(日本が世界に誇るコルグ製!!)のみで、自分史上一番シンセを重ね、ピアノやらストリングスやらアップライト風ベースやらやらやらやら……シンセだけで20トラック以上、アナログな手弾きで多重録音!!原曲の対極を演ってやろうってことで、ギターなど生楽器は一切使っておりません。

 MVを視聴されて「言うほどシンセ鳴ってなくね?」と突っ込む輩も居るかもしれないが、何せボーカルとコーラスにハンドクラップ以外は全てシンセの打ち込みだから、(薄い電子音に厚みを持たせるため)ピアノだけでも4トラックは使っているし、後はもうただひたすらシンセの上にシンセ、そのまた上にリヴァーブやディレイ等のエフェクトを重ね……って感じで、ギターの弾き語りからトラックを作るより「シンセで一から作るのは疲れるなあ」という、まあ作者の私的な所感でしかないか。とりあえず今回はシンセだけで頑張り過ぎたので、今後しばらくはまた安定のギター弾き語りスタイルに戻りそうな気配……



 MVの撮影場所については自宅から徒歩15分位の場所にあるラブホテルでありまして、高円寺でHな事ばっかしている人には有名なとこです(私は使わないが)

 其れというのも此の「センチメントがお好き?」という楽曲、作者の志磨さんがバンド一本で食えなかった頃、「エッチなビデオ屋で働いてた時にレジの受付しながら仕事中にコソコソ作った」といった事をドレスマグの付録ラジオで話されていたので、「それならエッチなラブホで撮るのが丁度良いか」と思いついた次第、それだけの話。


 それからツイッターでも呟いたけど、12月5日が父方の祖父の誕生日だったので、何となくお祝いの意味も込めて本日、カバーMVをアップしたのですが、この“センチメントがお好き?”が収録されたアルバム「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」の発売日も12月5日、更に“毛皮ズ”の解散ライブDVDを先ほど観ていて気付いたのですが、その武道館での解散ライヴも12月5日。

 じいちゃんにとっても毛皮ズにとっても大切な日だったとは、、やるなあ山勘の直観の第六感ないし何某かの運命!?と自己満足の一日でした★(ブラックスターッ)


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なおさんの愛機フルセット(わざわざ機材車まで出してくれて有難い)の図

 その上さらに今日はUnfinished Balladesの初音源のレコーディング、その第一段階となるリズム録り作業も演ってきたのであります(私はギタボなので今回はレコーディングせず、ただ機材運びやマイクのセッティングを手伝っただけ)!!まだドラムとベースだけですが、(夏頃から演ってきたプリプロを元に)既にめちゃくちゃエグい音とアレンジで録れているので、これは名盤になると断言しておきます。

 ドラムのなおさんもベースのしゅうさんも、収録予定の楽曲をレコーディング用の新たな譜面に起こして来てくれて、一つ一つのキメのフレーズなんかもライヴの時とはまた違うパターンでぶちかましてくれて、一同とても気合いが入っております!!

 現場にはプロのエンジニアスタッフの方も入れて「こんなレコーディングの仕方アリか!?」の連続で驚いたし、勉強になりました。最近のレコーディング技術やパソコンの編集技術は凄い……朝の8時30分から約10時間に渡る長丁場、本当に皆様、お疲れ様でした!!


 後日、己がボーカルとギター、しんさんのリードギターを録って、レコーディングは終了、最後のミックス・マスタリング作業もプロの方に依頼してあるので、完パケまでの流れは完璧です。

 バンドの初音源ができたら配信かCDプレスか、平成が終わる迄には皆の手元へ楽曲が届く様に致します(日々の作業時間も予算もそう多くは取れないので、発売までの予定はゆるりと進めて参ります)。



 Unfinished Balladesの初音源の方も、どうかお楽しみに!!


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